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Noismを見に新潟へ

夏にめぐろパーシモンホールで初めて見て衝撃を受け、サポート会員になり、次作は本拠地で見てみようと思っていた、新潟市民芸術文化会館専属舞踊団Noismの新作公演「Noism1+Noism0 森優貴/金森穣 Double Bill」を見るために新潟へ。

 

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素晴らしいけど凄まじいものを見たなあ、という気持ち。あらためて、プロのダンサーって、どうしようもなくダンス馬鹿なんだな、と思う。

振付家が現役でダンサーということもあるのだろうけど、とにかく凄かった。初めてベジャール作品を見たときや、ラッセル・マリファントの"TWO"を見たときのような充実感と衝撃。

 

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実物と鏡像、虚像が、見る者を、「あなたが今、見ているものは、本当に現在、起こっていることか?」と、翻弄してくるコンテンポラリーの美が、舞台を支配する。群舞はどこを見ても面白いので目が忙しく、舞台に近い席でも遠い席でも面白く見られると思う。

ゲスト振付家のもう一作は、マッツ・エックがもし湿度高めのアジアに生まれ育ったら、こういう作風になったかも? などと、いろいろ妄想が膨らむ。

 

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そんなNoismの公演が気になる方は来月17~19日の彩の国での公演へ。

www3.nhk.or.jp

noism.jp

ところで、りゅーとぴあはせっかく建物がカッコいいんだから、ありきたりな季節の飾り物とかしなくてもいいんでは、と思いました。

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今週のお題「2019年買ってよかったもの」