『赤毛のアン』の二次創作を見る思い
Netflixの『アンという名の少女』、アン・シャーリー役やリンド夫人役が子どもの頃から想像していた見た目にぴったりで、最初は喜んで見ていました。高畑勲さんが見ていたら嫉妬してしまうんじゃなかろうか、と思ったくらい。マリラとマシューが綺麗めなのを意外に思ったくらい。
が、原作からの改変がどんどん増えていき、だんだんと「?」という気持ちに。とくに紫水晶エピソードが改変されてるあたりから、「?」となってきて、詐欺師とかギルバートの船乗りエピソードにはちょっと引いていました。レイヤーケーキの件も盛りすぎというか……。マリラとマシューの過去エピソードは余計に感じないんだけどなあ。
結局、「これは並行世界のアンの物語なんだ」「アンが好きすぎる人に寄る二次創作なんだ」と思うようにして最後まで見たNetflixの『アンという名の少女』。ここで私的「許せない改変箇所」ワースト3を上げていきたいと思います。