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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

萌えより萎え

kaichuから回ってきた萌えバトン。調べてみたら2種類あるのね。バトンなので、回ってきた方で回答。こちらは犬山版と言われるものらしい。

1.属性を正直に告白せよ
つるぺた
・かつ、ややツンデレ


ん? kaichuの「1)属性を正直に告白せよ(妹属性とかメガネ属性とか)」を見ると、自分の属性じゃなくて、自分が萌える属性の告白なのか。


・色白、もしくは美肌
・手指がきれい
・痩せ、もしくはMmcと同程度の身長(ただし女性の場合は痩せおよび高身長。高ければ高いほどいい)
・メガネ
・サディスト(物理的にではなく。視線と言葉遣いの巧いタイプで)


…まあ、なんというか男性で言うと、この方のパブリック・イメージなんてジャストですね。



2.萌え衣装を答えよ
・ネズミ色じゃないおしゃれビジネス・スーツ&ネクタイ
・白衣(医者じゃなく研究者。できればマッドサイエンティスト風)



3.萌え小道具を答えよ
・メガネ
ガーターベルト



4.萌え仕草を答えよ
・メガネ関連(くっと持ち上げるとか外すとか)
・ほほえみながらの寝言(例:「もうおなかいっぱいで食べられないよー」とか)



5.萌え場所を答えよ
・図書館の本棚の間
・テーブルの下
・屋上とか非常階段
・露天風呂とか貸し切り屋外プール

…あんまりおもしろくないな。わたしには萎えバトンとかのほうがいいんじゃないかしら。毒が出て。あ、もちろん回すリレー式バトンじゃなくて、バトントワリング的にひとりでくるくる回しますよ。

1.萎える属性を正直に告白せよ
・客観性なきデブ



2.萎え衣装を答えよ
・客観性なきピンクハウス
・客観性なきロリータ
・客観性なきモダンきもの(自戒を込めて)



3.萎え小道具を答えよ
・男性が抱えるご用聞きのごときポーチ



4.萎え仕草を答えよ
・美意識なき食事の仕方



5.萎え場所を答えよ
・特になし(萌えと違って萎えは、1.〜4.もそうだけど、絶対的に固定した対象や場じゃなくて、相対的な状況だから)

バトン考

こうしてウェブ上ではいろいろなバトンが回っているわけだけど、さてその状況というか、バトンを回し、かつ回されて答えるという構造を考えてみた。



まず、なぜ回すのか。これは回した相手が自分と同じ質問にどのように親和性のある、あるいは違和感・驚きのある答えを出すかという興味と、回されてきたものを自分のところで途切れさせるのはどうか、という義理に、主に支えられていると思う。
回されて答えるほうに関しては、自分自身を知る、という興味がある程度満たされること、また、バトンの流れから仲間はずれにはなっていない、という安心感・仲間意識があるであろう。



このような心理的な面はおいておいて、ではブログにおける「お題」投入という構造に関してはどうか。
これらのアンケート式バトンは、ミュージカル・バトンが発祥で、外来のものだという*1。しかし、その構造は、わたしがいま「お題」と書いたように、日本では「大喜利」「三題噺」などのようになじみ深いものだ。
しかし、自発的にテーマを見つけてエントリーを上げる、というブログにおいて、他者から課せられる「お題」というバトンに違和感を表明する人もいる。たしかに、わたしのように日々、とくにテーマも設けず適当なエントリーを垂れ流しているようなのとは異なり、明確な姿勢やカラーを打ち出しているブログに、そことはテーマを一にしないバトンが投入され、回答された場合に、バトンは流れに沿わず、ぷかぷかと浮く、ということも考えられる。



ということは、バトンはそれが回される際、テーマ性の薄いブログとのほうが親和性が高い、ということにはならないか。それはたとえば、ネタ不足のブログにバトンが投入され、エントリーが上がるというような… あ、まさにこれか!

*1:これには大笑いさせてもらいました>http://zenmind.exblog.jp/2970973