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【FRF’04】初日は意外にも邦楽デー & ひょうちゃんサブレ

Mmc2004-07-30

朝、いったん目覚ましが鳴るも止めてしまい、気づいたらチェックアウト3分前! まあでも苗プリだしラブホじゃないし、顔洗って日焼け止め塗って、それでもやっぱりおおわらわで出る。当然あさごはん食べそびれ。チェックアウトして、今日お世話になる宿に移動、そこのテラスであさごはん。パンが二種とも甘いことだけが残念な、避暑地の朝食っぽいセットを今年も頼む。連れは朝からとろろざる蕎麦でご満悦。

荷物を置いて、グリーンでPE´Zを待つ。わたしのお目当てはDVDの東京事変で惚れたキーボーディスト、ヒイズミマサユ機。余裕綽々の態度で、かつケレン味たっぷりにステージから音波を叩き込んでくるのを、耳殻が、鼓膜が、毛穴が、血管が、受けるだけで精一杯。気づいたら悲しくないのに、というより楽しく嬉しく切なく哀しく情感をひとかたまりにかきまぜられて、涙がにじみ出て来てた。

さて移動してヘヴン。走る都電のなかで演奏したり所在なさげだったりするPVを覚えてる? と連れに言われて思い出したThe Miceteeth。リハーサルの音はかーなーり、緊張してるっぽい。でも本番はそれよりやわらかくなってました。これも後方でのんびりと。

終わって今度はRedに移動。ASIAN KUNG-FU GENERATIONは演奏も良かったけどMCが(笑)。今回かなり規模が大きい会場なので、過去、出演者なのに出入りを止められたときの思い出ですごい不安だ、というつぶやきのあとに、二度「マジへこむんだよ!」。二度目は怒気をはらんでました。わはは。

そろそろ疲れてきたので基地でまったりしてたら、ザ・ルースターズの最初で最後の復活ライヴが始まる。大写しになりっぱなしの大江の顔、はいいとして目つきがかなりヤバい(本来の意味で)。でも、一度急に笑ったんだよね。どうしたんだろう。しかしその一瞬を除いて、ストイックにMCなんぞまったくなしにやるべきことをのみやって去って行った彼らでした。クールというか、気圧が下がった気がした。

さてその後またてくてくとヘヴンへ。夕暮れと場の雰囲気とPolarisの音でぽわぽわ。シャボン玉もいっぱい飛んでました。

さて、椎名林檎が、というよりもはや、椎名林檎ヒイズミマサユ機の拮抗するところが見たいという興味で東京事変@White。えーと、あんまり感銘するところがなかったというか、巨大なサイズと音量でPVを見ている感じで、ライヴならではって感慨が薄かったなあ。あと、椎名林檎が好きすぎておかしくなってるファンがうざい。「(東京事変としては)お初にお目にかかります」と椎名林檎が言うと、しばらく微妙に時間をおいてから、「いーえ、何度もお目にかかってマース!」と胴間声で叫んだりしてるの。やれやれ。こういうのはある意味、ライヴならではですけどね。

さてまた基地に帰ってきてメガネかけてインテリヴァージョンのLOU REEDを見ていると、同じくヘヴンのどっかで東京事変を見ていた連れも戻ってくる。なぜか連れの隣にも、椎名林檎が好きすぎ(以下略)がいて、肘でがしがし押してきてうざかったとか。どうも違うヒトなようなので、たぶん何メートル四方かに一人とかの割合でいたんでしょう、そういうのが。

そんなわけで今年のフジロック一日目は、あんまりあちこち頑張らなかったら、邦楽中心の一日でした。テキストにするだけで垂涎必死の食べたものは、思い出したら追加していきます。


◆ひょうちゃんサブレ

ほんのり胡麻味のさくさくのサブレ。なんといってもすがたかたちが愛らしい!

http://www.kiyoken.com/hyo-sab.html