コムスメの用法
コムスメ=小娘=青二才、と言えるだろうか。年齢的な用法だったらそうなんだろうけど、コムスメというのは年齢的に、というよりも、立場的な用法が多いような気がする。老女優が「この小娘がッ!」と憤る相手が、40代50代の女優だということもあり得ない話ではないし。
と、考えると、小娘という言葉は、男性における青二才より、駆け出し、という言葉のほうが対称として当たっているかもしれない。たとえば40代50代の歌舞伎役者が、「まだ駆け出しですから」と言っても、あまり違和感は沸かないだろう。
と、いうようなことを雑誌『NIKITA』を見て思った。ちなみに表紙にてデカい級数で、「コムスメに勝つ!」とか言えてるうちは、まだコムスメの域にいるんじゃないだろうか。勝負する同じ土俵にいるという点で。