日付が変わる直前に
最も近所のオージーワインバーに、不規則な食生活の一日を総仕上げするかのようなばんごはんをしに行く。
というか、うちを出るときは、「ワイン飲みながらシーザーサラダみたいなものが食べたい。チーズと野菜!」とか言ってたのに、結果としてすごい勢いで空になり、下げられる暇も待たずに積み重なる皿たちを見ることに。
一杯め、ここではいつもスパークリングは赤を頼むのが、今日は説明で惹かれて白。きわめて好みの辛口濃いめを、フレッシュのシェーブルチーズとトマトのカポナータで。二杯めはFRANKLAND。2001年のシラーズの赤。鉄っぽいミネラルと乾燥オリーブリーフみたいな(お店の方は「ユーカリのような」と表現した)匂いと土の風味で飲み口は甘いのに、ワイン自体は甘くないやや重目。
これをカラスミと水菜のサラダ、ランド産うずらのはちみつローストを食べながら。うずらは、ご近所で、なじみの店で、同じフロアにほかのお客さんがいないのと酔いとで、手づかみで肉を歯でこそげとってた。焼く前にうずらに塗られたはちみつと、焼いてる最中にうずらから染み出た脂との混交物で指がぎとぎとになるはしたなさだったけど、満腹で満足。