読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

帰省してる友達、地元の友達と曇天の下、待ち合わせて飲んだ翌朝の帰ってくる日は、元日よりさらに日本晴れで、雲一つなく、遠くの山々までくっきりはっきり。駅に向かう車窓から瞥見しただけの日本海も、青灰色じゃなく紺碧にかがやいて、タクシーの運転手さんも「新潟じゃないみたい」というほどの快晴。

帰ってきてメイク落として部屋着でだらんこだらんこしてたら友人に、「近くまで来とってヒマじゃけん茶ァしばくのつきあわんかいゴルァ!」と呼び出され、ガクブルしながら貢ぎ物のワインとお蕎麦を捧げ持って出かけて行って(笑・ウソです。ふつうに丁寧なお誘いのお電話でした)、タルト・シトロンとダージリンでお茶、と思ったら、二階にタルト・タタンが! 下の黒板にもなにもお知らせがなくて、二階に上がった人だけわかるせいか、みんな下でケーキ選ぶんだろうなあ、ずーっとホールのままでした。おいしそうだったなぁ。生クリームかアイスが添えられてサーブされるって、タルト・タタン脇の黒板には書いてありました。

あと、それより数時間前、新幹線で帰ってきて、迎えにきてくれた連れが入ってみたという、あたらしいチェーンのカレー屋さんに行ってみたら、白くてスペイシーなカフェふうのお店の二階ががら空きで、なんだか楽しかった。白い内装だけに、積もった雪に最初に足跡つけるような気分になってたのかもしれず。それと、辛口表示のカレーがちゃんと辛かったのもうれしかった。チェーンのカレー屋さんでは味の質は一定以上は求めないけど、辛さ表示は適正にしてくれないと、悲しい気分になるのです。