『記憶にございません!』、豪華出演陣と直球の風刺に文句なし
映画『記憶にございません!』、笑って笑って、身につまされて、同監督の『笑の大学』を思い出す。たとえ現実に総理が記憶喪失になったとて、映画内の総理の記憶喪失前は5カ国語堪能、能力そのものに雲泥の差があるので何も期待できることがないのが虚しい。もちろん学び直しなど論外。ならスクリーンの外で変わるべきは、総理と我々のどちらかを突き付けられる。それほどかなりの直球で現政権を論ってます。
ところでみなさん、天海祐希さん出演シーンで悩んでますが、わたしもぜんぜんわからなかった。そしてそれより驚いたのはローリー寺西!どっかで見たけど誰?とずっと悩んでて、エンドロールで「嗚呼!」。しかもローリー、省エネスーツw
いやはや、赤い洗面器の男に続いて、謎の三谷幸喜ネタが増えたらどうしようかと思った。ローリー寺西はだいぶ前に、素顔からメイクをしていく写真を雑誌で見たので、記憶に引っかかってたんですよね。あれ、なんの雑誌だったかなあ。ロキノン? ダヴィンチ?
と、いろいろな点で見応え、あります。そしてこの作品↓もほんとに凄いので、機会があったらぜひ!