『君の名前で僕を呼んで』@ル・シネマ1
『モーリス』4Kと迷って『君の名前で僕を呼んで』。両方ともジェームズ・アイヴォリー脚本で、切ないは切ないんだけど、後者の方は一度は成就してるのと考古学者のパパの言葉が素晴らしかったので後味悪くはありませんでした。モーリスが苦い炭酸水なら、『君の名前で僕を呼んで』はアプリコットやピーチのフレーバーの炭酸水。
けど、エリオが最初にオリヴァーを自分の楽園に連れて行くときに、バツっと音楽がぶった切られたのはなぜなんだろう? 音楽が全般的にかなり繊細に使われていたので、そこだけは疑問。
あと、ル・シネマのエレベーター待ってる時に流れた予告編で「えっ、なぜ関西弁?!」と思ってしまった。本編ではそんな誤解の生じない字幕の並びになってます。
ところでいろんなところで言われているけど、オリヴァー役は24歳にはちょっと……、ムリがあるw 32とか36って感じです。24と17って設定を先に知って見に行ったから、最初に車から降りてくる30代の身体を見て「いや、こいつではないよね?」と思ったら、そいつだったっていう……。小説のイラストはちゃんと24歳に見えるのに〜。
なお、いろんな言語が飛び交うので字幕の方が味わい深いと思います。
*参考資料
まだ言うか Still Wanna Say?: 『君の名前で僕を呼んで』試論──あるいは『敢えてその名前を呼ばぬ愛』について
◯・ラジオ体操第一×一回
△・プランク30秒×一回、20秒×一回
×・起床時膝抱えストレッチ