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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

舞台

4/20からは東京チベット・ウィーク♪

明日、四月二十日から二十二日まで、東京・護国寺でチベット・フェスティバル2018が行われます。ちょっと置いて、四月二十八日から五月六日までは相田みつを美術館でも。 インドからやってくるチベット仏教寺院の僧侶による ・観音砂曼荼羅の制作 ・仮面舞踊…

ハンブルク・バレエ団『椿姫』@東京文化会館

ハンブルク・バレエ団のジョン・ノイマイヤー版『椿姫』最終日の4日を見ました。ガラなどで第三幕の「黒のパ・ド・ドゥ」は何度となく見ていましたが、生の舞台を通しで見るのは初めて。 www.youtube.com なお1日に同じキャストでリハーサルも見ていたけど、や…

年末年始映画

年末最後に見た映画は『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、年始最初に見た映画は『ダンシング・ベートーヴェン』でした。 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』本予告 11月18日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー 「日本人こそが大感…

え、ワーグナーでフランス国旗?/『新世紀、パリ・オペラ座』@ル・シネマ

映画『新世紀、パリ・オペラ座』、予告編を見てすごーく楽しみにしてました。楽しみにしてた理由は「内容が多岐にわたりつつも濃そうなドキュメンタリー」ということ。期待の新人や、次から次へと湧いてくるトラブルを、オペラ座総裁はどう采配したのか? と…

継承と発展について/モーリス・ベジャール・バレエ団Bプロ@東京文化会館

昨夜のモーリス・ベジャール・バレエ団Bプロは、「ピアフ」「兄弟」「アニマ・ブルース」「ボレロ」の4作品。中二つがジル・ロマン作品だったのだが、ベジャール作品とのオリジナリティの差が色々と厳しく感じられた。 ベジャール作品はヨーロッパの南や、地…

バレエの『魔笛』、歌劇の『魔笛』

「魔笛」 ~ モーリス・ベジャール・バレエ団2017年日本公演 ベジャール・バレエ団の『魔笛』日本公演は、4公演のうち、あと1公演を残すのみとなった。 モーツァルトの歌劇『魔笛』は、オペラ歌手にふとましい方々が多いため、禍々しいはずの夜の女王に対比…

バレエ『魔笛』モーリス・ベジャール・バレエ団@東京文化会館

ベジャールの『魔笛』、モーツァルトの音楽をバレエで見るというのがこれほどの歓びだとは思わなかった! というくらい面白く見ました。モーツァルトが、まるでベジャールがそのように振り付けるとわかっていたかのように音楽とバレエがシンクロするシーンは…

つむじ風が台風になる舞台の中心は4人

日本人メインの観客の前で、日本人の役者と日本語のせりふメインで成立した、最少の役者による最大の効果。海の向こうとマレビトが登場する円還する物語構造は、どうしてもわたしに「澁澤龍彦的なるもの」を思い出させます。英語でイギリスの役者+野田秀樹で…

『Show The BLACK』

かねてからの望みどおり、連休の最終日、大川興業本公演『Show The BLACK』を見に行った。下北のスズナリで、1時間半のあいだ、舞台も客席も真っ暗なまま、休憩ナシの演劇。出演者は明かされず、声と体を使った音と気配で進行する舞台。地上波TVの情報のみか…

ものすごくひさびさに

大川興業の本公演を観に行こうと思う。斬新すぎる手法、だけど再演。すごくどきどきする。今月の連休中にあるマチネの席は少し安いので、狙って行くつもり。 "一時間半真っ暗闇の舞台"、音と気配だけの世界の"無見劇"(中略)多くのお客さんが途中で退席する…

ひとときたりともとりこぼせない舞台『エレファント・バニッシュ』

セリフが聞き漏らしそうに大量なわけでも、難解なわけでもない。村上作品の、誰でもわかる平易な言葉によるセリフが話されているステージでした。 でも、舞台の上で俳優達が動くたび、村上作品の、あのシンプルな言葉の列の間から仄見える、不安やほほえまし…