聞き比べ
ほんのワンフレーズだけ歌われるだけだからか、『イノセンス』サントラには「遠神恵為」の歌詞は載っていない。
けど『GHOST IN THE SHELL』には絵の一部のようにデザインされて載っているのです。それを読んで、『イノセンス』で一部分だけとはいえこの謡が流れた意味付けを思うと、切なさまた増量。ああ、やっぱり自ら望んで「あっち側」に行ってしまったエウリディケの物語なのだなあ、と。
ところで『GHOST IN THE SHELL』の思考戦車と素子のバトル時の曲が、『イノセンス』メインテーマの謡のモトらしいと某所で読み、確かめようと思うのですが、CDを聞きはじめると、聞き入っちゃって忘れてしまいます。
で、その後、連れとふたりで確かめました。なるほど〜、ほんとだ! 『GHOST IN THE SHELL』の「フローティング・ミュージアム」の中盤以降は、『イノセンス』メインテーマの傀儡謡とほとんど同じ。こんなところでもしっかり前作にリンクしていたのね。