2004-06-03 『哲学の東北』と並べたい ってそれは、『反社会学講座』の装丁のこと。もちろん表紙が吉田戦車による装画という共通点もあるけれど、しれっとした文体に共通したものを感じるのよね。権威と思われるものへのカウンターな姿勢っつーか。『哲学の東北』の著者に関しては、さいきんのシリーズもの「カイエ・ソバージュ」を全巻揃えてからじっくり読みたい、とか思ってはいるものの、『精霊の王』を先に買って読むべきではとかぐずぐずしています。西欧的な近代システムへのカウンターというとこでは、『緑の資本論』も読みたいし。