だめっぷりがここまで極まっても
お笑いに転化し切らないのは、じりじりと少しずつだけど、「だるまさんがころんだ」みたいに、主人公が成長していくから?
しかし、眼鏡のピント合わなくなるとことか、「誰にも言わないよ」@車内とか、「あなたとの関係の可能性でもう悩みたくないからほかの人と結婚するの」とか、ディティールでけっこうグッと来てたので、ラストで着地はそこかぁ? と驚愕。いいじゃん、だめはだめなり、という切ない展開のままでも。それともアメリカ人はそういう切なさ大攻勢には耐えられないのかしら?
そして今回のラストにより、今後、主人公の家賃を巡る攻防戦では、主人公の彼女が大家のオヤジとバリバリ対決、ジェラシーから大家の娘も参戦し、さらにトラブルを抱え込むという、ダメ主人公設定に磨きがかかりそうな展開の予感。