がいこくごがしゃべれるようになりたいです

今着ているコートは小公女ふう、というか今ふうに言うならハーマイオニーの冬の制服登校姿と言っても違和感のなさそうな（笑）紺のヘリンボーン身生地におなじく紺のベルベット丸襟とカフスというクラシカルなデザイン。ほんとはドレスの上掛け用なのに、毎日着てます。でもドレスの上掛け用だから、すごく生地がタップリしていてすぐ翻るのがおもしろい。

そして、今日もそのコートで仕事から帰って近所のスーパーで、「豆板醤を買うべきか買わざるべきか」と比較検討していたら、白人のおばあさんに「エイゴ、デキマスカ？」、と目を輝かせて言われた。…できない、ていうか喋るの苦手なんですが、あー、この格好のせいもあるのだろうなあと「べりー・りとる」と言うと、「パスタは見つかったけどトマトのパスタ・ソースがない」というので「うえぃと・あ・もめんと」と探す。

そしたらミートソースとかはすぐ手に取れるとこにあるのに、トマト＆バジルは170cm近いわたしが手を伸ばして取れるようなところに置いてあった。腰が曲がりかけていて、カートにつかまって歩いているような状態では、わたしの肩くらいの高さにしか視線が動かないであろう彼女には、たしかに何度見ても、プレーンなトマトのパスタ・ソースはないように見えたにちがいない。

で、英会話。とにかく単語が出てこない。決まり文句さえも！　「ゆあ・うぇるかむ」くらい言えなかったのか、と自分にげんめりしながら帰宅しました。