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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

ベーグルとわたし

ベーグルが最近まで苦手だった。苦手なのは固さともちもち感だと思っていた。が、半月ほど前、「いちごチョコベーグル」なる真っ黒で魅惑的なものに魅入られて購入、食べて以来、ちょっといいかもと思っている。

ちなみに昨日のおひるごはんは、枝豆入り豆乳ベーグルと、レーズン入りイングリッシュマフィンにサニーレタスとブラックペッパーハム、ロースハム、ウィンナーだった。今朝のあさごはんはオレンジピールと紅茶のベーグルだった。

ところで、なぜベーグルが苦手だったのかというと、実は固さともちもち感そのものではないのでは、という気がしてきた。たしかに、低血圧で朝は動きが減速気味、かつ早食いのわたしには、ゆっくり食べざるをえない、あのみっちり感は、平日の朝食としては向かないときもあるが。

では、なにが苦手要因だったのか。はじめてベーグルを食べたときを思い出してみると…

プレーンなベーグルにスモークサーモンとクリームチーズが挟まっている。ハンバーガーのようにそのベーグルサンドを掴んで噛みつくわたし。ずるり。ベーグルは噛み切れたが、サーモンが逃げていく。クリームチーズもそれに荷担する。

なるほど。つまりベーグルとのファースト・コンタクトの際、噛み切るためには固さの揃っていない具でいらいらさせられたことが、その後のベーグル忌避の原因だったのだ。