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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

1/1 スコープドッグブルーティッシュカスタム

いやぁあ、まさに実物大ー! 2トンはあるとのこと。見た目と中がカラなことから1.2トンくらいとふんだのだが、もっとあった。関節や装甲板といった入り組んだ部分や装飾的な面もあるしなあ。ちなみに本体は撮影不可なので、写真は撮影可だったヘルメット。

肩の丸みのなめらかさが鉄の板を打ち出して表現されていること、右手親指の無骨さとそのつけ根のしわっぽさのコントラストに感動。そして係の方が股の間をふつうにくぐって出入りしたり、左腕を抱えてその関節を動かして前や斜めに動かして見せてくれたり、右膝の搭乗用取っ手にひょいと足をかけて見せることで、大きさをまた実感、といちいち感動。

本体高がギャラリーの天井高ぎりぎりなので、天井に鏡を張ってほしいと切に思う。現状でのスコープドッグの顔は、ただ、斜め下から仰ぎ見ることができるのみだから。

ボトムズファンじゃなくても人型ロボアニメ好きは、この連休、ぜひ水道橋へ。あの鉄を削って作られた作品で、「人型兵器」としてのリアルに気圧されると、なかなか語る言葉が出てきません。百聞は一見に如かず。作者の制作日誌であるブログの書籍版、『タタキツクルコト』は写真も満載なのですが、やっぱりあの鉄の塊から受ける圧迫感、行って見てよかった。

それにしても、作者さんのブログ「いよいよ明日、、初日。」のエントリーにある、トラックの荷台にスコープドッグの肩から上が見えてて、背景にはコンビニって光景。
まるで『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー [DVD]』、あるいは『機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]』で、夜のネオンに戦車や兵士満載のトラックが通る場面のよう。うっとりです。