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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

「JAZZ ON A SUMMER'S DAY」@代官山ユニット


菊地成孔とPEPE TORMENT AZUCARAR、二回目の菊地成孔+タンゴ楽団風楽団+カヒミ・カリィなライブ。会社からライブ直行だったので、手先だけドレスアップ。アラビアンブルーという名前のこのマニキュアに、半貴石と淡水パールが混じるものの、プラスチックビーズで造花のブーケみたいな指輪を会社出てからつけただけ。
開演前、多幸感あふれる満面の笑顔のアキバ・ファッションのふくよかさんが、落ち着かぬげに徘徊してた。本人も荷物も大きいので、どんどん混んでくるステージ前からその他の場所へ頻繁に移動しているのはとても目立つ。動けないくらい混んできてからは、ステップ踏んだり左右に揺れたり。
それにしても、あんまりひとりで幸せそうなので、ペペの、ドライアイスのごとくタナトス漂う音に触れたら、微笑が結露して涙になっちゃうんじゃないかと他人事ながら心配になった。演奏が、というより、ステージにプレイヤーが登場した途端、そんな考え事は吹っ飛んでしまったけれど。
そして、けっこう浴衣率が高かったのだけど、なんといってもカヒミ・カリィ! 自分で着付けたという浴衣姿でとってもかわいかった… 白地に黒か茄子紺の柄の着物(何柄かわからず。うさぎ?)*1に、ピンクに雪輪&雪の結晶柄の帯(浴衣とともに金子國義のでした! そういえば、高い位置でポニーテールにしたカヒミ・カリィは、彼の絵の女の子そのもの!)*2を片流しにして、髪はアップ。 やっぱりあのくらい(の身長や毛量)の人が、浴衣や和服は似合うよなあ。つんつるてんにもならないし、おはしょりもちゃんと出るし。
でも、前回の汁部屋ほどではないけど、またもや冷房がきつく、浴衣のお嬢さんたちはちょっとつらかったのではないかしら。ほんと、効き過ぎる冷房は、女子の夏的おしゃれの敵です。
はぁ、それにしても、カヒミ・カリィ。かわいかったぁぁぁー。高揚して歩いて帰ってきた。ちょっと涼しくて気持ちよかったし。木の葉やくちなしの花の香りとかしてて。