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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

生姜・カカオ64%・ヘネシーの

トリュフ詰め合わせ*1をストレートティで。なぜかどうしても生姜のトリュフを連れと食べたかったのです。不発だった初挑戦の某店の替わりに、味の分かってるこちらの生姜トリュフでリベンジ。最初から浮気しなければよかったのか? 青い鳥症候群
ここ数年、こちらのような、日本人ショコラティエによる、カカオやフレーバーは濃いめだけれど、クリームはヨーロッパより低濃度、甘さも控えめで、ぎりぎりのところで味のバランスが取れているかに思える、緻密なチョコレートが好きになってきました。
ヨーロッパの、すべての要素が濃くて、押し出しの強い、打って出るぞ!みたいな攻撃的な味わいのチョコレートも好きなんだけど、来るなら来い! というひとつところでずっしりと待ちかまえているみたいな日本のカカオ濃いめにやられます。
ところで、このお店のバレンタイン商品には、ケースまでもがチョコレートで出来ていて、さらにそのチョコレート製の蓋の上に、オレンジのコンフィのチョコがけ*2やナッツがブーケのように飾り付けてあるゴージャスな一品があるのですが、いっそ海外向けにオレンジを車輪に見立てて象眼蒔絵ふうに御所車とか描いたらどうか、とか「それでこそ、デカダンス」と言う連れと妄想しました。