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Howling in the Night 2011 押井守、《戦争》を語る

毎年恒例、六本木ヒルズ40Fで押井守監督がしゃべり倒すイベントに今年も参加。いつも雨とか曇りが多かったのに快晴で、珍しいこともあるもんだと向かったら、イベントの終わりに、森ビルさんの事情でこのイベントが開催されていたスペースをホワイエとして提供するのをやめる、ということで、実質、六本木ヒルズ40Fでの最後の会でした。だから晴れたのか… 


ちなみに40Fから見る今日の東京はずいぶんけぶっていて、『パト2』の蜃気楼のような東京を彷彿とさせられました。だんだん暮れなずんでいく景色がもやっとして綺麗だったな〜。


イベント自体は、そこで話されたことや展示物・上映映像などについて、一切口外しない、ブログに書かない、tsudaらないことが条件でやってきて今年で10年目。だれか一人でも約束を破れば、次回の開催はないので、イベント本体の話は今年も書きません。なお、今回は物販でほしい同人誌*1と、ゆっくり見たい展示物があったので、開場時間に現地に行きました。


さて、今回、けっこう初めて参加される方が多かったようなのですが、わたしの右に座っていたおしゃれメガネ鳥打帽の日本人男性が席に着くなり、すでに着席していたお連れの白人女性に向かって「こんなに人が来るイベントだとは思わなかった。せいぜい20〜30人くらいでやってるのかと思ってた。やっぱ有名人だからかなー」とのたもうたのにはちょっとびっくり。いやあ、オンリーイベントやって20〜30人くらいしか来ない監督に企業が映画製作資金をあんなに与えたり映画宣伝したりするわけないと思うんですが(苦笑)


そうそう、今年のイベントは10周年記念にこんなバッヂが入場時にもらえるパンフレットについて来ました。

しかし、以前の監督は髪型含め、この犬っぽいりゃんりゃんのパパ(@少年アシベ)みたいな外見だったけど、今は沖縄空手効果で引き締まったのと髪型ががらっと変わってずいぶんな変貌ぶりです。なんかあれを見てると、人間何歳からでも変われるもんだな、とうれしくなるほど。そんなわたしは壁腕立て伏せを毎日30〜60回やるのが関の山なのですが。


ちなみにバッヂ外周には『イノセンス』冒頭のガイノイドのアップになった瞳のように以下の文字が一周しています。


押井守戦争を語る」 Mamoru Oshii's Talk Sessionabout “PAX JAPONICA” 10th Anniversary 2002 to 2011 “Howling in the Night 2011”

*1:WWFさんの「押井学会報 号外2011」