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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

チベット日和

今日はチベットに縁の深い一日だった。昼間はカワカブ会の「インドに生きるチベット人」講演会で、 日本で長年、チベット語教室とチベット関連製品ショップの「カワチェン」を運営されているケルサン・タウワさんのお話を聞き、夜は別口でネパール料理屋でチベット鍋新年会。


講演会ではケルサンさんの学生の頃のいたずらっ子だった思い出話などを含め、貴重なお話を聞いた。

ダージリンで高校に通っていたころ、制服のブレザーが直線的でカッコ悪いので、両脇裾にちょっと切れ目を入れてポケットに手を突っ込むとカッコよく見えるのを発見したはいいものの、これが学内でどんどん流行り、かつどんどんエスカレートして、ブレザ―両脇を袖の付け根まで切れ目を入れるというか切り開く傾奇者が現れるに至っては、先生が怒りまくって「こんなことを始めたのは誰だー!」と犯人捜しを始めて、いつ見つかるかとビクビクしていたというお話は爆笑モノ。

わたしの中学時代は学生カバンをぺったんこにするのが流行っていたし、高校時代は制服のスカートを短くし始めたころだったしで、難民であっても学生はどこでもおんなじようなアホをやるんだなあ、と和んだ。聞いているときは脳内で自動的に沢野ひとし絵で再生。

なお物販コーナーではなかなか置いているところに行けずにいたチベット柄マステと、ナショナルジオグラフィックの支援を受けて発行された亡命初期のチベット人社会の写真集『EXILE』を入手。

kawachen.shop-pro.jp

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新年会は恵比寿のネパール料理店・クンビラの、日本にある最も大きいというタンカ(チベット仏教式の仏画)が壁一面に広がる部屋で、昨夏のコミケで出したチベット同人誌と気象BL入り同人誌をお分けしたりしつつ、ほどよいカレー風味の薬膳的なスープのヒマラヤ鍋を。

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もちろんモモも出た。チベット風とは違って、ソースはカレー味!

 

そして、帰宅したらこの日までのキャンペーンだったレインボーチルドレンのチベット奨学金プロジェクトへの支援になるTシャツが届いていたのだった。

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写真集『EXILE』と支援Tシャツ

なお、ヒマラヤ鍋で胃腸の調子がよくなったのか、翌朝はお腹がすいて目が覚めた。そして部屋やタンカの写真を撮らずに料理ばかり撮っていたのを後悔……。ちなみにこちら↓の四階のお部屋です。

ebisufan.com