人間らしい生活、それは「暇」。ギ哲は正しい
時短勤務がまた始まりそうです。一か月で元の体制に戻すのは無理があると思う感染拡大状況だけれど、どうなるのでしょうね。けれど、時短勤務でまた生活時間がずれまくっていくのだろうな……、という予感がひしひしと迫ってきます。時短なのに、なんで?と思うでしょうが、それはつまり、こんな感じなのです。
遅く行って、仕事が終わり次第(できるだけ)早く帰る
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早く帰れても寄るお店がない
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なら早く帰って早く寝られるのでは?
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STAY HOMEの人向けにパリ・オペラ座、英ロイヤルバレエなど、世界中の名だたるバレエ団がメジャーなクラシック作品から稀少なコンテンポラリー作品まで様々な映像を有料・無料で放出。公開時間限定だと時差の関係で徹夜。でも遅く行くから朝6時前まで鑑賞してても平気~!
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ぜんぜん早く寝ない。むしろ出社時間も遅く行く時間ギリギリを攻めるくらいに……
ともあれ、時短勤務で隙間時間とはいえ暇ができるのは確かで、そこで小人閑居して不善を為す、くらいなら、美しいものを鑑賞していたほうがマシだと思うのですよね。その意味で、人間らしい生活とは「暇」がある=自由に使える時間があることとしたギリシャ哲学勢は正しいと思うのです。その暇が奴隷労働に支えられていたとしても……。
というわけで有料ですが新国立劇場バレエ団の『ドン・キホーテ』がこの一月十五日まで、『くるみ割り人形』が一月十五日から二月十四日までウェブ公開されます。
一月十一日の新国立劇場バレ団のニューイヤーバレエ生ライブ配信が素晴らしかったので、こちらも期待!
【ニューイヤー・バレエ 無観客公演ライブ配信】
— 新国立劇場バレエ団 (@nntt_ballet) 2021年1月12日
沢山のご感想、ありがとうございます!こんなに多くの方とこのように繋がれるのだと胸がいっぱいです。
また、多くの皆様よりご寄附も頂戴し心より感謝申し上げます。今後とも劇場の使命を果たすべく、皆様からのご声援を胸に刻み、歩んでまいります。 https://t.co/wNmWspGkvZ pic.twitter.com/H4L6yCH2m5
🐧ペンギン・カフェ
— 新国立劇場バレエ団 (@nntt_ballet) 2021年1月10日
元芸術監督のビントレーの代表作のひとつで、ワールド・ミュージック・アンサンブル「ペンギン・カフェ・オーケストラ」の音楽を使用した軽妙洒脱な作品。ウェイター姿で登場するペンギンや、ねずみ、羊などかわいらしい動物たちが次々に陽気なダンスを披露していきますが、
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— 新国立劇場バレエ団 (@nntt_ballet) 2021年1月10日
実はすでに絶滅した動物、あるいは絶滅危惧種ばかり。
“サステナビリティ”や”アニマルフリー”などが浸透した今だからこそ観てほしい、楽しくもチクリと現代を風刺する傑作バレエです。
国立科学博物館のご協力による、日本、世界における絶滅動物のご紹介はこちら🐧https://t.co/HWIxYFhPwt pic.twitter.com/6hPhixobWD