読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

名前は抹茶ミルク

しかしてその実態は抹茶エスプレッソを飲みに出、書店でなにが目的ということもなく新刊チェック。漫画家の本棚に関する本の第二弾に心惹かれたり、山田正紀イノセンスが近作のバトー側の前日談と知り、それは前作のバトー側の後日談ということだよな、といきなり欲しくなったりする。ノベライズの際に時間の位相を少しずらす、という手法は押井による押井映画のノベライズを踏襲してるのか? ほかに『立喰師列伝』『押井守論』などの実物も見る。

帰宅してからは、たまっていた家事いろいろ。コート、パンツ、シャツのボタンつけ、パンプスへの防水スプレー、そして先日、使っているときにいきなり蓋がもげたやかんの後継として届いていた柳宗理のつや消しを卸す。このやかん、なんでもない形に表れた用の美を感じる、よりも進んで、なんでもなさすぎる姿は昨日までも使っていたかのようななじみ具合で、あらためて柳デザインに恐れ入る。