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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

ホームパイと四回目

◆ショコラバナーヌ

不二家ホームパイのシリ−ズ。写真がすごすぎ(笑
味は、バナナ味抜きでただのバニラ風味クリームを挟んで作ってほしいくらい、甘さ控えめのチョコ味のパイがすばらしいです。


オフィシャルインフォ>
http://www.fujiya-peko.co.jp/brand/pie/13248.html


◆そんなわけで四回目の

イノセンス』をアイマックスシアターで水曜日に見てきました。さすがにこれだけ見て、しかもそのうち二回は細部までありありと見える大画面で体験すると(空からのシーンとかは落ちそうなくらいで高所愛好症にはたまらんリアルさ!)、堪能した!という満足感があります。でも、あの美しい映像とやまとことばの謡をあの大きさで、というのは、単純な目の快楽と耳の快楽を同時に引き出すようで、話の内容はもう追う必要がないのに、「あれを見て気持ちよくなりたい!」という感覚で、もしかするとまた1000円の日のレディースデーに行ってしまうかも。

さて今回は、日本アニメそのものに縁遠かった友だちを、前作の『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』DVDで押井ワールドにはめた上で、一緒に行ってきました。彼女はデザイナーさんなので、わたしよりもさらに目の快楽に引っ張られての鑑賞だったようで、「せりふにまで気が回らなかったから、話、ちゃんと理解してないかも。また来週レディースデーに行ってしまうかも」というのが最初の感想でした。

で、中身の感想で、「いい話じゃないですかー!少佐キター!って感じで」と言われ、「えー、そうかなー、酷い話だと思うー。だってあの最後のせりふって、『あなたのこと、忘れちゃいないけど、あなたの世界に戻る気もないから』って言ってるようなもんじゃない?」というと、「また深読みしてー。ていうかそれが切なくていいんじゃん」。うーん、そうか、そうだなー、それが切なさに拍車をかけているとは言えるなあ。

そしてさらに、「少佐降臨に関する部分は脳内妄想」という懸念を語ると、再度「深読みしすぎー。でもそこまで深読みしてほしいのか、押井は」というところから押井話へ。押井の実写を見てない彼女ですが、アニメ作品に比べて、というか比べようもなくヒドい、と繰り返すわたしに「本人はきっと『ふーん、これはみんなおもしろくなかったんだ。なんでだろう???』って感じなのかも」。たしかに、そうじゃなきゃあんなに何度もチャレンジできないよな、実写。その都度、酷評されてるのに。

そんなふうにおしゃべりしてるときに、「じゃあ『イノセンス』はいちばん押井っぽい作品ってこと?」という話になり、「そうだねー押井汁絞り切りました、って感じだろうね」「命削りました、って感じだったもん。ありがたいもん見せていただきました、みたいな」とか言ってたら、帰宅後こんなページ発見>
http://media.excite.co.jp/book/news/topics/075/

あと関係ないけど、どっかで『スチームボーイ』の予告見たら、ムスカ大佐みたいのとか、少女を抱いて空中を飛ぶ少年とか、「これはそんなことに使っちゃいけないんだ!」ってせりふとかがあって… えーと、ラピュタなの? と思ったらどうもそうらしいですね>
http://kodansha.cplaza.ne.jp/gainax/watanabe/watanabe_4th/watanabe_4th_scene3.html