水玉の充溢
あさってのバレンタイン・デーまでBunkamuraの一階ギャラリーで展示販売中の『草間彌生 全版画集 All prints of KUSAMA YAYOI 1979-2004』刊行記念 草間彌生展*1を買い物帰りに。
今までずっと、彼女の作品を見るたびに、引き込まれるのを感じながらも、「なぜ彼女には世界がこう見えているのだろうか？」という愚問を感じていたのだけど、さきほどここで、さほど大きくない「海」という作品を前にして、「なぜ、とかじゃなく、そのようにただ見えているんだろうな」と、はじめて実感。
わたしがそう実感できるまでに、彼女の水玉や、その他の繰り返し模様を再訪して、それらが蓄積される時間が必要だったのかも。
