ボトムズと元ネタ映画

水道橋で鉄のスコープドッグに衝撃を受けて、またDVDを見直してます。今見てもこの黒々とした間、たまらないものがあります。一回30分には違いないんだけど、長く、重い。
ところで本放送時は中学生で、ちょくちょく現れる印象的な場面の元ネタもおぼろげにしかわからなかったけど、その後、気付いたものも含め、メモしてみることにした。
ちなみに、バンダイでのDVD化が遅れたのは例のレッドショルダーマーチの著作権だけじゃなく、中学生でもわかるハリウッド映画とかからのパクリのせいもあるんじゃないのかなあ。

逃亡者 [DVD]

第１話からキリコを疑わしいヤツと決め付け、終盤まで執拗に追いつづけるロッチナ。この関係は逃亡者を思わせます。当時参照されたのはTV放送版なので、「元ネタ映画」ではありませんが(笑)

マッドマックス [DVD]

第２話からの舞台、ウドの町を仕切る暴走族は見た目からしてこれに出てくる暴走族どもがモデル？

ブレードランナー 最終版 [DVD]

ウドの町並みと酸の雨はこの作品から。

地獄の黙示録 [DVD]

第14話からのクメン編はこちら。ハゲで巨漢の司令官も出てきますが、元ネタと違って冷静です。

惑星ソラリス [DVD]

第40話「仲間」で、美しい恋人・フィアナと二人きりの宇宙船のなかで過去が去来する、というのは、この映画を思い起こさせます。ヒロイン同士の外見が似てるのよね。

未知との遭遇【ファイナル・カット版】 [DVD]

第48話「後継者」、腹に一物抱えたキリコとワイズマンのコンタクトシーンは、まさにこのパッケージの場面そのもの。しかし、第52話「流星」でのキリコの意趣返し方法、第一話での脱出の契機とほとんど同じなのに、なぜワイズマンは予想できなかったのかしら？

2001年宇宙の旅 [DVD]

第52話「流星」でのワイズマンとの決裂は、まんまHALの最期。これがいちばん語り草になってる気がする。

デューン/砂の惑星 Desert DVD-BOX

SF世界で救世主としての運命を課せられる、という設定はありがちですが、キリコの異能者としての境遇とダブります。