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霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

犬や軍用機、兜や太鼓の帯のしつけ糸を

ほどいていたら、こんな名札がいっしょに縫いつけてありました。

にねんたけぐみ (44) ひろせかずえさん、この帯、バザーにでも出したのかなあ? (44)は、なんだろう?

締めてみたら、しつけ糸がつきっぱなしだったワケ、発見。えーと、手先たれ先ともに、柄がさかさまです。 兜さかさま帯ってことで、戦争反対帯とでも名づけようかしら。

と、思ったらお友だちより、「それは引き抜き帯*1では?」との指摘。なるほど! しかしそうなると、お太鼓の下のタレ先が、裏の朱色になっちゃうのよね。かなりのコントラスト… このあまりのユニークさが、しつけ糸がつきっぱなしだった理由? いや、もともと柄がユニークではあるわけだけど。

追記:引き抜き結びに挑戦して

あえなく玉砕。えーと、長さが全然足りません。どうやら子ども用、それも男児の帯だったようです。
そりゃそうですね、だって戦闘機に軍用犬、兜に太鼓の柄ですもん。

さらに追記:

しかしながら、子ども用でも男児用でもなく、「戦争柄の着物や帯」があるということを、アンティーク着物「さらさ」銀座店のブログで知ってしまった。うーん、すると朱色の花柄地模様の裏のこの帯は、女児用の引き抜き帯なのか?!