読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

Howling in the Night 2008 押井守、《戦争》を語る

オリジナル・サウンドトラック「真・女立喰師列伝」


なぜか本家「226事件」とは異なり、毎年雪どころか湿度が上がって暑苦しくなる恒例のイベントに行って参りました。とはいえ今年も例年どおり、イベント中に話されたことはネットやブログで具体的に書かない、というのがお約束なので日記や記録ではなく印象メモを。


・押井監督とその姉上、舞踏家の最上和子*1さんはびっくりするほど瓜二つ
・第二部前の『真・女立喰師列伝*2』予告と『ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子』上映から参加。DVD、ボックスで欲しい…

・押井監督の頬が引き締まってリフトアップ、顔色もさらにブライトアップ! 素晴らしきカラテ・アンチエイジングの力

・第二部は日本文学と身体性のテーマで始まる。最近文芸誌でもなかなか読めないような質の高い戦後日本文学論が展開されてたいへん満足

・毎度のことだけど話が盛り上がり過ぎて時間が押して「もうそろそろお時間ですので…」と司会進行役の野田真外さんが言い始めてからの岡部さん佐藤さん発言で、押井監督の視線が空中に泳いで口が「あうあう」って感じに開いちゃってたのが面白かった。人がエウレカ状態になってる現場に久々に立ち合った感あり

・今年は質問コーナーもなかったし、例年になく押してたんだろうなあ

・終わってからごはん食べつつ考えていたのですが、会場、ヒルズじゃないとだめなのでしょうか? 九段会館とかグランドヒル市ヶ谷防衛庁の施設)とかも旧軍関係という繋がりで会場としてはよさげなのではと思ったり


帰りに雛祭りの日に発売の『戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA』が先行販売されていたので迷わず購入。今読んでますが、濃い、です。