読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

『しゃばけ』@畠中恵

主人公とその脇を固める2人が極めてBL的。なにせ病弱な美少年に偉丈夫と美丈夫の2人という、萩尾望都ギムナジウムものを思い出すような設定なのだ。


しかし主人公の病弱っぷりの理由が捻られた貴種流離譚である種明かしは面白いけれども、それだけで彼が妖怪を安倍晴明のように使役できる立場にいるというのが不思議。


妖怪といえば水木しげるのそれに慣れ親しんでいるからか、そこに付け込むような悪い妖怪が出てきてもいいようなものだと思うのですが。それとも続巻からその手のが出てくるのかしらん。