読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

2020-01-01から1年間の記事一覧

ペンギンの島に桜咲くころ

「ペンギンの島」というゆるいスマホゲームを秋からずっとやっているんですけど、続いている理由はペンギンほか動物たちの造形や動きのかわいさと、妄想族ならではのアテレコや妄想・空想。 今日は、現実世界より遅れて桜の咲く季節になったペンギンたちの世…

新型コロナ後の『ヘンゼルとグレーテル』

「ちょっとおばあさん、このお菓子の家、困るよ~」 「なんだね駐在さん」 「新型コロナのウイルスが心配だから、一つずつ個包装にして家の屋根や壁に吊り下げたり貼り付けたりして。あと二人以上がお菓子の家に近づいたら、二メートルずつ離れてもらってね…

パンとか同人誌とか

お題「#おうち時間」で思い出した。自宅勤務になったら、という想定で、いろいろ買っていることを。 ◆冷凍パン まずは冷凍パン。 どうやらビュッフェなどで使われるはずだったのであろう、一つ一つは小さめサイズの無添加の冷凍パンが、一パック二十個という…

不安な空

今週のお題「カメラロールから1枚」で、四月で区切ってカメラロールを眺める。 この四月の一枚と言ったら、これかなぁ。 自分の不安な気持ちがそのまま投影されているみたいな空だった。 次点はこれ。 駅の掲示板みたいなところにニュース写真が五枚くらい貼…

頭が重い

気分的なものでも、頭痛の症状でもなく、頭が重い。正確には、髪の毛が重い。 わたしの髪の毛は量が多い。太くはないがやけにキューティクルがつやつやして丈夫な髪が、かなりの密度で生えているのである。「3密」どころじゃない。いや、もしかしたら毛穴一…

【気になる言葉】「褒められる」「ステイ ホーム」

四月二十八日の新聞朝刊一面のコラムになんともいえない情けなさを感じた。 いい大人が生活や人生の目標に「褒められる」ことを置くというのが、精神的に不健全というか幼稚に感じられたのだ。さすが「チコちゃんに叱られる!」とかいうタイトルの番組が冷笑…

宗教裁判にかかったことがある

今週のお題「激レア体験」にあたる経験として、宗教裁判にかかったことがある。しかも、自分一人で原告、被告、弁護人を兼ねるっていうね! 日本の法律的にはとっくに離婚が成立しているのに、再婚の結婚式をキリスト教式で行うには、宗教的に未婚の状態に戻…

香る時間でリフレッシュ

医療職とかではないけど、わたしの仕事は「政府により事業継続が求められている業種」。医療職や介護職、運輸業は出勤継続していることが話題になりがちですが、インフラ業や製造業も「#おうち時間」を過ごす人がおうちから出ないでいられるよう、新型コロ…

テイクアウトごはん

『あなたの大事なお店のあのメニューを、「みんなのごはん」にしませんか(http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/gohan/5007)について記事を書く』というのがあったので、さっそく書く。なぜなら食いしん坊だからな! いや坊じゃないな。じゃあ大食漢? …

おうちに籠れないわたしの「おうち時間」

イースターは来たけれど、主の復活を祝うような気分にあまりならず。おやつではイースターエッグ形のショートブレッドを食べています。 そして、お題「#おうち時間」で自宅にいるときのことを考えてみる。わたしが三時間以上、自宅にいるときは、寝てるか読…

朝晩、顔を拭く

晩秋以降、いわゆる洗顔をしていません。というと不潔な人のようですが、そうではなくて、欧州式に目、鼻、口などを濯いだあとに、拭き取り化粧水で拭いているのです。 前回、書いたようにわたしはかなり脂性。そして、BAさんによるとわたしの肌は、脂が出て…

マスクとファンデーション

マスクを洗って使っている。洗えるウレタンマスクが届くのが十日以上あとなのだが、不織布マスクの在庫の底が見えて来たので、不織布マスクも洗って乾かしてから外側にアルコールを噴霧して再利用しているのである。 ところで灰色の洗えるウレタンマスクと違…

春の憂鬱

花粉症持ちなので、例年、春は憂鬱なのだが、今年は新型コロナでいろいろと生活にめんどくささも加わり、憂鬱度が分度器で30~50度ほど上がっている。 花粉症のほかに喘息持ちで嗅覚障害もあり、膵臓と腎臓の機能が弱めで、ちゃんとした食生活をしていないと…

さいきんの日記

‪◆鵜飼いとフォアグラ 鵜飼いの話になった。‬ わたし「鵜飼いってほんとひどいよね、鵜の上前を…」‬ 夫の人「上前どころか!」‬ わたし「えー、仕事上がりにはもらえてるんじゃないの、鮎」‬ 夫の人「鮎だといいね……」‬ わたし「鵜『この混合餌相変わらず不…

パリ・オペラ座バレエ団2020日本公演追記

先日、「ああ、今頃オネーギンの、そして今回の引っ越し公演の千穐楽……」などと思いながら調べ物をしていて、鑑賞記に漏れがあったな、と思い出したので、追記。 ◆『ジゼル』 パトリス・バール版の、ジゼルの父が誰であるかを示唆する目配せのある舞台でした…

シレジアを探せ

ふと思ったのです。シレジアって、どこだろう。バレエ『ジゼル』のあらすじには、こうあります。 ぶどう栽培を営む村。母親とともに暮らす娘ジゼルは、ある若者──じつはシレジア公爵アルブレヒトと恋に落ちている。(パリ・オペラ座バレエ団『ジゼル』あらす…

パリ・オペラ座バレエ団『オネーギン』@東京文化会館

先週の厳重な体制に加え、「舞台の出演者に対するブラボーなどのご声援は、飛沫感染防止のため必ずマスクをご着用のうえでお願い申し上げます。」などの注意事項が加わっての公演。 www.nbs.or.jp マチュー・ガニオのオネーギン回と迷って、ユーゴ・マルシャ…

ストーリーが歪むほどの美

ありえないけど、仕事がなくてお金はある、という状況なら、パリオペ全日通ってるんだろうなあ。だってやっぱりマチュー・ガニオのアルブレヒト、見たいじゃないですか! ただオネーギンは……、なんというかマチューが美しすぎてストーリーが変質してしまう気…

パリ・オペラ座バレエ団『ジゼル』@東京文化会館

www.youtube.com 二月二十八日のソワレに行きました。この前日がドロテ・ジルベールのジゼルとマチュー・ガニオのアルブレヒトで、チケットを取るときかなり迷ったのですが、レオノール・ボラックのジゼルとジェルマン・ルーヴェのアルブレヒト、とくにレオ…

豪華な火サス『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』

エンドロール、わたしの脳内では『聖母たちのララバイ』が流れていました。それくらい見事な火サス風味だったのです、この映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は。脚本には穴があるけれども、そこがまた火サス的なツッコミ待ちを思わせてよかったなあ…

アヴィニョン捕囚は「捕囚」といえるのか?

アヴィニョン捕囚、別名では「教皇のバビロン捕囚」とも呼ばれているけど、昔からこの名称と別名に納得しがたい。 まず、かたやユダヤ教、かたやキリスト教の出来事であり、次に、アヴィニョン捕囚の内実はバビロン捕囚に擬えるようなものではない。 バビロ…

このホールの動線がヤバい!

先日、池袋の東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場) というところで初めて観劇したのですが、 ここで避難することにならないといいな~、 と思いながらの観劇でした。 以下は1階座席表を見ながらお読みください。 座席表 (1)一階後ろ五列の壁際席…

続・ところで、聖マリアンナって何の守護聖人?

先日、ふと気になって調べたけどはっきりしなかった、「聖マリアンナ医科大学」の「聖マリアンナ」の由来。 mmc.hateblo.jp 創立者の妹さんの修道名(洗礼名とは少し違って、シスターや神父になる誓いを立てる時に付けられるクリスチャン・ネーム)だそうで…

ところで、聖マリアンナって何の守護聖人?

もともと、「聖マリアンナって、看護とか医療の分野で聞いた覚えない聖人だな」とは思っていたのです。 www.asahi.com 聖マリアンナ医大が第三者委員会の調査報告書を公開。属性による一律の差別的取扱いがあったことが指摘されています。H30は配点180点で男…

ヒートショックと露天風呂

しばらく前に温泉に行ったとき、大浴場に先客がいた。年齢が若い順に、孫、母、祖母の三世代家族である。大浴場には露天風呂がついていて、母は何度も祖母を誘う。 母「ママ、露天風呂入ろうよ」 祖母「でもね、ヒートショックがねっ」 母「ヒートショック?…

成人の日と、その後のこと

今週のお題「二十歳」のときの成人の日は、高校の同級生の、哲学系の学部に入った友達の下宿で、爆音でクレージーキャッツを聞いたりしながら、のんびり過ごした。そのころの成人の日は、一月十五日固定で、いまのように一月の第二月曜日というさまよえる祝…

そこそこ奇病、打つ手なし

新年早々、モンドール病というものになってました。洋菓子店みたいな名前のこの病気、重病でも難病でもなく、命の危険もないのですが、治療法も特になし。 モンドール病 こちらのPDFがわかりやすいと思うのですが、中年期以降の女性、乳がん手術後の女性に出…