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レッスン覚え書き・2018年末編

今日が今年最後のレッスン日でした。後半は「バレエのレッスンのためにどう時間をやりくりするか?」という感じだった2018年。ささやかながらできるようになったこと、わかったことなどをメモしていきます。

 

◆できるようになったこと

(1)まっすぐ立った状態で、骨盤を倒して手で床に触れるようになった。

いや、ふつうに身体が硬くない人なら「え?」という話だと思いますが、小学生くらいから即位体前屈でマイナス計測続きだったわたしには、「身体って変わるんだ!」という驚きの出来事でした。

きっかけは先生の、「ウエストから背中を倒すんじゃなく、骨盤を前に回転させるように倒〜す!」の一言。そしてクラス全員でそれをやっているときに、回って来た先生が骨盤を後ろから掴んで前に回転させてくれたときから、前屈して手が床に着く感覚がわかるようになりました。いやー、びっくり。なるほど、そういうことだったのか!

 

(2)「脚は足の付け根からじゃなく、鳩尾から始まっている」ことが、筋肉を自覚することで頭ではわかるようになった。

「脚を動かすときにどこから動かす?」という質問で脚の付け根では? と答えたら、「いいえ、鳩尾からです」と言われ、それからしばらくはそれがどういうことなのかまったく体得も想像もできなかったのですが、何回かあとのレッスンで突然、その筋肉が自分にもあることを自覚。

具体的には、鼠蹊部から丹田を通り、おへそに向かって走っている筋肉が、自分にもあることがわかったのです。それは、この筋肉を使うことで、バレエ的に片脚で立つときの安定がはかることを体得する過程でのこと。

とはいえ、鳩尾から動いているように脚が横や後ろや上に45度以上、上がってくれるのはまだまだ先のようです。

 

◆わかったこと

(1)爪先立ちのバランスが出来ていたのは、バランスというより身体に力が入っていたからだった。

これはけっこうショックでした。しかも骨盤の高さが揃っていないので、真にバランスが取れている姿勢とも言いがたい……。

 

(2)常にどの超初心者クラスでも一番出来ない子。

これまで正直、どこに行ってもそこそこ出来る・こなせる人扱いだったので、レッスンのたびに毎回、「自分がいちばん身体が硬い」「自分がいちばん動きを覚えるのが遅い」という絶望的な事実にうなだれています。

特にバーを離れてのフロアレッスンでは、身体の硬さに加え、先生が一回やって見せて言葉で説明した動きをみなさんがスイスイやっているのに、わたしは覚えられずドタバタ。パ・ド・シャ(猫のような跳躍)も、わたしの場合、筋肉が出来てなくて跳躍の高さがなくて脚が伸びないのもあり、蛙のようです。うう……。

 

(3)合わないマッサージ師はさっさと切る!

12月は半月ほどバレエのレッスンに行けなかったのですが、その大きな理由が合わないマッサージ師に4~5回、連続でかかってしまったこと。職場の近くにあるのが便利なマッサージ屋さんで、土日だけ来ているという新顔の施術師に、初回に脚の長さをそろえられたので信用してしまったのですが、その後、施術は痛くてつらいわりには施術師が言うようには一向に身体がやわらかくならない。なんなら翌日、身体中痛くなるときも。

「これはダメだ」と思った決定的な要因は、「翌日か翌々日の休みにバレエのレッスンに行けるといいなあ」と話しながら十二月二十二日に施術を受けたのに、二十三日も二十四日も腰を中心に身体中が痛くて寝込んでしまい、バレエのレッスンどころじゃなくなったこと。二十五日に別のマッサージを受けて、ようやくまともに仕事ができるほどでした。

というわけで二十二日に「経過を見たいから来週も来てくださいね」と言われましたが、今日は行かずにバレエのレッスンに行き、別のマッサージを受けて帰宅。今は身体中痛いこともなく、プロの身体の可動域に驚嘆しつつ、無駄にした半月と施術代にため息をついているところです。

 

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お題「2018年を振り返る」