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踊素

第13回世界バレエフェスティバルAプロ第1部感想

三年に一度、興奮の汗が目の内外ににじみ、超絶テクに怖気が立って暑気払いというイヴェントがやってまいりました。今回の演奏は東京フィルハーモニー交響楽団、指揮はポール・コネリー氏。ちょっと検索しただけでもパリ・オペラ座管弦楽団、コロンヌ管弦楽…

アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクト

アリーナ・コジョカル ドリームプロジェクトのBプロを見ましたが、凄かった! ロイヤルとイングリッシュ・ナショナルのプリンシパルばかり8名(一名はシニア・プリンシパル)と東京バレエ団が出演しているのだけど、バレエびっくり人間集合状態(ちなみに3年…

HOPE JAPAN 2011 Dプロ

日帰りで福岡。目的は踊り納めとなる可能性が高いギエムの『ボレロ』。福岡公演は、ギエムだけじゃなく、かなり満足度が高かった。プログラムは以下の通り。『白の組曲』 『ルナ』 『詩人の恋』 『TWO』 『ボレロ』福岡サンパレスホールでとったA席は、東京…

HOPE JAPAN 2011 Bプロ

http://www.nbs.or.jp/stages/1110_guillem/bprogram.html今日のギエムBプロは東京バレエ団の『春の祭典』でスタート。男性ダンサーは粒ぞろいで切れがあってすばらしい。ただ、粒はそろっているけど、突出する人がいないというイメージは変わらず。女性陣…

HOPE JAPAN 2011 Aプロ

http://www.nbs.or.jp/stages/1110_guillem/aprogram.htmlギエムAプロの日でした。ギエムの出ない東京バレエ団の演目もよかった。『白の組曲』のチュチュ長め三人組女子、冒頭百合っぽくてかわいかったなー(かなり妄想気味)。あと『スプリング・アンド・フ…

2011 岡村靖幸 LIVE「エチケット」

新木場で『ぶーしゃかLOOP』でも垣間見られる中年のねっとり感が加わって、ますます濃厚になった岡村ちゃんを堪能。泣いたりしそうなのと終演後腑抜けになりそうなので、ひとりで行くと決めてたけど、2曲目のカルアミルクでいきなりこみあげてくるものが…。 …

『ブラック・スワン』

一言でいうと、バレエ映画としてはナシだと思います。『ブラック・スワン』を見た人に、あれが「バレエの世界」だと思われたらイヤだなあ。バレエの世界はもっと怖い、というか、ある意味あれは序の口では。 ナタリ・ポートマンのダンサー部分の代役を踊った…

『ドン・キホーテ』@ゆうぽうと

東京バレエ団とダニール・シムキンの「ドン・キホーテ」。バレエ・フェスでシムキンに度肝を抜かれて、2階の1列目ほぼ中央をゲットして楽しみにしていたのですが、シムキンは期待を裏切らない凄さでした。あとテープだと思ってたら東フィルの生オケだったの…

『ベジャール、そしてバレエは続く』@下高井戸シネマ

ル・シネマで見そびれた仇を下高井戸で。この日からモーニング・ショーなので勇んで早起きして上映30分前に行ったらまだ映画館のシャッター閉まってた。10分前くらいに行っても中央通路脇の席につけるくらい空いてたので勇み足過ぎ*1。 ベジャール死後のベジ…

マニュエル・ルグリの新しき世界@ゆうぽうと

Bプロ*1を見に五反田へ。以下、感想を印象深かったもののみ。 ゆうぽうとに着いてみたらフリーデマン・フォーゲルがリハーサル中に首を痛めたとのことで、3演目踊るところ、1演目になっていて、がっかり。 が、その1演目は素晴らしかったです。フォーゲル自…

よみがえるマイケル

「THIS IS IT」を再公開 http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/091203/msc0912031925003-n1.htm もうね、毎年期間を決めて再映したらいいと思うの。 マイケルが出てくるとマイケルばかり見てしまうんだけど、マイケルの後ろの人ももっとよく見たい…

琉球フェスティバル@日比谷野音

琉球フェスは泥酔フェスでした。ワンステージ終わるたびにMCで出てくるガレッジセールに客席から毎回いろんな人が泡盛(ほとんど生)を飲ませ、ゴリじゃないほうは早々に沈没。出てくるアーティストも掛け声が「飲んでますかー!」。 いやぁ、飲みたいけど飲め…

世界バレエフェスBプロ

第一部トリのシムキンが凄すぎた。以上!

世界バレエフェスAプロ

コチェトワとシムキンの「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」で始まったのですが、最初から凄い。飛ばしすぎ。次の「くるみ割り人形」のピクニックはそんなにぐっと来ない。が、次のヌニェスとソアレスの「海賊」、タマラ・ロホがソロで踊る「エラ・エス・ア…

『ザ・カーマン』

マシュー・ボーンの「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「ザ・カー・マン」 [DVD]出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2009/03/25メディア: DVD購入: 2人 クリック: 26回この商品を含むブログ (4件) を見る すでに『白鳥の湖』DVDを持ってい…

『ヴォルタイック』

DVD2枚とCD2枚のセット。DVDの1枚目は、2008年、パリの武道館のような会場でのライブ映像です。えっと、東京の武道館公演とずいぶん違…(涙) やっぱりビョークって日本だと意識して不思議ちゃんというかキュートテイストを前面に押し出してる気がします。そ…

『ライヴ・フロム・ザルツブルク』

[rakuten:book:13152987:image]朝から気圧グラフは右肩下がりで「落石注意」の標識みたいになってる。気圧が1000を切るとたちまち頭が痛くなるので、昨日届いたドクダメル指揮のDVDを見て紛らわしてました。 DVDに収録されているのはベートーヴェンの「三重…

『SONGS FOR TIBET FROM JAPAN』

Songs For Tibet From Japanアーティスト: ULTRA BRAiN,他14組出版社/メーカー: ULTRA BRAiN/ Traffic発売日: 2009/03/25メディア: CD購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (9件) を見る わー、明日発売なのにジャケ写がまだない! でも貼っておきま…

『ギリシャの踊り』『中国の不思議な役人』

あと、『ギリシャの踊り』で『ボレロ』にもあるシークエンスをいくつか発見したり、『中国の不思議な役人』で首藤康之の「娘」役も堪能しました。首藤康之の「娘」は完全に「ヘドウィグ」な感じで、ドラァグクイーンにしか見えない(笑)。 しかし、ベジャー…

上野水香の『ボレロ』@ゆうぽうとホール

磁石と砂鉄、ブラックホールと隕石、卵子と精子。上野水香の『ボレロ』は、そんなものを思い浮かべるステージでした。抽象的な思考ができるほどだけの余裕があったということです。 神と人を分かつものは完璧かそうでないか、なのかと、良くも悪くも「人間」…

シルヴィ・ギエムの『ボレロ』@ゆうぽうとホール

東京ではほんとに最後になるであろうギエムの『ボレロ』を見ました。神は赤毛から栗色の髪になっていました。神はインドの両性具有の神のようにパワフルでした。神はすべての一挙手一投足が完璧でした。クライマックスに近づくに従って、「ああ、終わってし…

小林愛実と和久井冬麦

さいきん、ふと気づいたらYoutubeの小林愛実ちゃんの演奏動画がすごく増えていました。以前は4〜5本しか上がっていなかったので、ほくほくして次々再生しています。ちなみにここで言う小林愛実ちゃんというのは小学4年生で全日本学生コンクール全国大会第1…

『PATAPON(パタポン)』@PSP

某所で売上三位になっているそうですが、これ*1、面白いです。山手線の車輛内液晶画面でもCMが流れてますね。 どういうゲームかというと、音ゲーかつ戦略モノ、しかもカワイイ系という、説明聞いただけじゃ「なんじゃそら?」なゲームですが、やりはじめたら…

『バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び』

正直いうとこの作品*1、そんなに感激するとは思わず見に行ったのです。「あ、ディアギレフ以降のバレエの歴史が楽しくお勉強できそう。しかも貴重映像つき♪」なんて軽い気持ちで。 が、冒頭、しゃべっているだけでエレガンスの香る美しい老婦人、アリシア・…

シルヴィ・ギエム、進化する伝説

「シルヴィ・ギエム“最後の”『ボレロ』」以来だから、2年以上。実を言えばあれから「そろそろ引退してしまうんだろうか…」と、なんとはなしに不安を抱いていたのですが、そんな気配は微塵もなく。パンフレットのインタビューを読んでも、ますますコンテンポ…

妖精か、小悪魔か

はてなにようつべ画面が貼れるようになったのであらためてペッパーショップさんの新作を。シリーズ一作目はさわやかな感じでしたが、新作は妖艶。「&a water 02: White」は懐かない小動物のような、妖精のような。「&a water 03: Rouge」は水底に導くローレ…

ペッパーショップ「&a water 02: White」「&a water 03: Rouge」

前回のさわやかさとは一転、ペッパーショップさんから新作が出ました。 妖艶な白と紅です。ちょっと童話の紅ばら白ばらとか思い出したりして。 「&a water 02: White」 「&a water 03: Rouge」 …なぜかようつべ画面の形式で紹介できない。 ので上のタイトル…

ペッパーショップ「&a water 01: Guppy」

女の子の肌を滑っていく、光と水でできた水紋がたまりません。浮遊感が音の効果も相俟って、素晴らしい勢いで流れ込んできて、見ているとこちらもふわふわできます。 ほかの音の場合どんなふうに印象が変わるのかを体験してみたい。クラブでプロジェクター使…

RAM RIDER「きみがすき+REMIX TUNES」

きみがすき+REMIX TUNESアーティスト: RAM RIDER,i-dep,Tomonao Tanaka,WALL 5 aka CO-FUSION,Takkyu Ishino,sugiurumn,中田ヤスタカ,RYOJI,DUCK ROCK出版社/メーカー: rhythm zone発売日: 2007/04/11メディア: CD購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブ…

Sparks Show in Tokyo

開演に間に合わなかったらどうしよう、と思いきや、すんごい押しての入場。入り口で岸野さんがチラシ配っててびっくり。さらにフロア入ったら、すでに捏造と贋作で大盛り上がり! 空気はO-eastじゃなくて、巨大に膨れ上がった青い部屋!バリトンサックスと前…