読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

2007-01-01から1年間の記事一覧

胎内のように

いつも見ていた夢

タミフルによる異常行動ニュースを連日、目にしていたら、幼少のころ、病気がちでよく高熱を出しては寝込んでいたころのことを思い出した。正確には、そのころよく見ていた夢を思い出した。高熱を発して横になっていると、掛け布団敷布団ともが、いきなり硬…

夢見る神経

オタクはもてちゃいけないの?

From: pichi1978_01@yahoo.co.jp To: Mmc Sent: Sunday, March 25, 2007 6:20 PM Subject: オタクはもてちゃいけないの? そんなことないですよね? 共通の趣味を持った人とデートしたり、イベントへ出掛けたり 大いに結構!それにはまず相手を見つけないと…

国立新美術館と黒川紀章

日曜日に薪、じゃなくて国立新美術館に行ってきました。「着物でね!」と言い合って集まったのだけれど、風がものすごくて寒いほかにも着物ならではの難儀なことに。でもお天気はよかったので救われました。それに予想最高気温10度に強風だからと中にタート…

都知事戦への布石?

『「精神分析的子ども」の誕生―フロイト主義と教育言説』

「精神分析的子ども」の誕生―フロイト主義と教育言説作者: 下司晶出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2006/12メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見る「心理学的に解釈可能な子ども」という枠組みがどのように規定されてきた…

『パフューム ある人殺しの物語』 …って、本編未見ですが。

「裸、裸、全裸が750人!テレビ局に問い合わせ殺到した禁断のシーン解禁!」というニュースを見に行って、格別に感慨も受けることなく読み進み(だって映画と映像自体は話に聞いていたし、本作のストーリーである「香りのために殺人を犯す」という価値観の転…

コスメとリアル

とある美容ライターの第一人者とされる人(以降、御大)の文章が苦手だ。御大の特集が以前にコスメ系雑誌で組まれたときに、「髪を巻くのは取材でパンツスーツを着るのでマニッシュになりすぎないようにバランスを考えて」などということをご自身で書いてい…

真の美容ジャーナリスト出現キボンヌ

トロ肉ぎらい

考えてみると、サシが入った肉の甘味を味わう料理より、歯ごたえのしっかりある肉がソースと一騎打ちしているようなほうが好きで(まさに食闘w)、魚に関しても、お寿司ならばトロにはあまり興味がなく、大トロにはさらに興味がなく、できれば旨いイカと白身…

百花繚乱

近所の開花状況が、なんだかすごいことになっています。紅梅白梅、椿、薔薇、沈丁花、そして、桜。今日はようやく3月になったところなのに!ちなみに、この近所の桜が咲いているのに気づいたのは一週間ほど前です。これじゃあ、4月のお花見会が葉桜会になっ…

春の香り

「Howling in the Night 2007 押井守 戦争を語る」

今年は会社帰りなので着ていくものに迷いましたが、袖口の折り返しが長いのがひそかにロボっぽいシルエットだと思っているマルタン・マルジェラのニットで。汗をかきながらほとんどぎりぎりで会場の40階に着いたら、友人がボトムズ缶コーヒーを買う列に並ん…

『村上春樹論 『海辺のカフカ』を精読する』

ネットで感想を読むと、毀誉褒貶激しい。毀と貶は村上信者っぽい気配だが、村上信者でありつつその批判本がためになった、という感想もあるので、ちょっと読んでみたいと思う。さて、『海辺のカフカ』を読んでわたしが思ったことは、次の一点に尽きる。村上…

『海辺のカフカ』

違和感。こんな15歳男子は果たしているだろうか。これは、村上春樹による「15歳の少年」のコスプレなのではないか。しかも背中のチャックのだいぶ開いている。だって、いまどきの15歳男子がコンビニのことを「コンビニエンス・ストア」だなんてまだるっこし…

記号化された物語は物語と言えるのか?

さよならモロゾフ

大好きな東急プラザのモロゾフのソーダ・ファウンテンが、プラザ全体の改装のため、20日で閉店してしまいました。 写真のカスタードプリンのほかに、プリンアラモードというメニューもあるのですが、200円分のオプションが上乗せされている気分にならない内…

ガーナ生チョコ

某SNSのチョコレートコミュのトピで大絶賛されていたのだが、 全然、おいしくない(怒)。 なんだこの準チョコレートみたいなカカオの味と香りの薄さは! 「グランマルニエ入り」だそうだが、ちっともあの特徴的な香りがしない! てか、フランス人パティシエ監…

最近焼いたケーキ

お茶と豆のケーキ。お茶は有機栽培の粉末玄米茶、豆は白花豆の煮豆。

まだ冬と言えるあいだに

お天気がいいので、この季節にしか使えないフェイクファーの黒い半衿でお出かけ。爪皮も黒のフェイクファーの縁取りつき、帯も黒、飾り袖のレースも黒。長着は緑がかった白系のウールでした。出先で胚芽入りパンケーキとスクランブルエッグのブランチプレー…

非常に悪い出品者、続報

前回の日記の続きです。オークションに出品した品物への入金を求めておきながら、商品をなくしたことを、宛名として相手の名前さえ書かないわけのわからない逆切れメールで言って寄越してきた出品者に、「ハァ?」と思いながらもこんなメールを出しておきま…

っていうか、なに様?

お正月の引きこもり生活中に、オークションでひさびさに裄出しすれば自分サイズに近い長着を落札したのです。以前にも購入したことのある出品者で安心していたのですが、こんなメールが来てから、振込み後、連絡もブツもなかなか来ない。 From: 趣 To: Mmc S…

非常に悪い出品者です。

映画『薬指の標本』

原作の小川洋子の『沈黙博物館』という標本技師のお話が面白かったので、『薬指の標本』自体は読まずに見に行ったのですが… ファッションよし、ロケハンよし、音楽よし、撮影よし、なのに、それじゃ映画じゃなくて原作のPVか動く挿絵なんじゃないの? とラス…

映画は原作のPVじゃない

朧の森に棲む鬼@新橋演舞場

って誰の何の代弁者かわかりませんが、昨日は休憩30分挟んで4時間ものお芝居っていうか大芝居を見てつくづくとそう思った次第。 舞台は超有名なシェイクスピアの『マクベス』で始まったと思ったら、いつのまにか『リチャード三世』になっており、ときおり『…

おせちに飽きたわけでもないのに

またホットケーキ。今日は牛乳を豆乳に替えた上、バナナを混ぜ込んでいます。見えませんが。ちなみに3日には粉末緑茶を混ぜ込んだホットケーキも焼きました。今年もホットケーキ☆ラブな一年になりそうです。

和服率高めの新年会@Bar Beret

張り切って和服を着たはいいけれど、ひさびさにやっつけで締めたせいか、やっぱりお太鼓が早々に落ちてしまい、和服先輩に直していただく羽目に。今回は、いつもどうも地味くさくなりがちで「後家着物」と言われてしまったテイスト脱却を図ろうと、濃ピンク…