読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

乙女

花火は見てませんが

浴衣は着ています。先日、東京湾華火大会が延期になった日には、去年、帯合わせですごーく悩んだ、紅型っぽい色柄の浴衣でおでかけ。バッグは、文庫本やらなにやらで、いつのまにか荷物が多くなってしまう身に、重宝している大きめ手提げです。半巾帯は、半…

『もさ子の女たるもの』

自分が転職ばっか寄り道ばっかの人生なので、ひとつの会社にある程度以上勤めてる、いわゆるOLさんって、どういう気分なの? とか考えることがあります。 で、このエッセイ、っていうかウェブ日記の書籍版を読んで、なるほどー、と。 著者がお固い体質の会社…

神谷町オープンテラスの夏

なんだかもう、夏ですねえ、と、冷たいほうじ茶と豆乳タピオカをいただく、お寺のテラス*1、正午。午前中に御成門で所用があったので、お、これはひるどきをオープンテラスで過ごす絶好のチャンス! とばかりに、ボーダフォンのふもとで玄米おにぎり弁当500…

どれくらいの確率なのか?

と、ふと考えた。なんだか、今年も去年もその前も、七夕が晴れて、水ようかんのような夜空に星を見たという覚えがないのだ。で、検索したら、こんなデータ*1を見つけた。 東京での過去10年間の七夕の夜の天気を調べてみると・・・2003年 曇時々雨 2002年 晴一時…

割烹着とか雨コートとか合皮半巾帯とか

うっとりといえば、だいぶ前に居内商店に注文していたものが、ようやく届きました。割烹着は、着物でお友達のおうちに行った時くらいにしか使わないかもしれないけど… いやいや、着物でおもてなしのときに、自宅でも使うか。合皮の半巾帯は、変り種好きなの…

あと半月足らずの薔薇園のこと

そして、『キャンディ・キャンディ』の「薔薇は散るから美しいんだよ」というアンソニーのせりふを思い出したり、見る者のいないところで咲き続ける薔薇に、『少女革命ウテナ』の薔薇を思ったり。あと、昔から廃墟・廃園が好きなので、7月1日から伐採もさ…

曇りも晴れも雨の日も

週末に、暇があれば着物を着ようと虎視眈々の日々です。ここ二ヶ月では3回ほど。もう少しすると、着物を着ると、洒落にならないくらい汗疹ができる季節なので、シッカロールを買わなければ、と思いつつ、また今日も買って帰るの忘れました。あせも・かぶれ・…

最初で最後の横浜プリンスホテル

今月末で閉鎖が決まっている、村上春樹風に言うと、「失われつつあるホテル」であるところの横浜プリンスホテルへ。 窓から見える磯子駅裏の、沖まで10艘近くのタンカーを望む根岸湾の工業地帯に、ホテル開業時の50年前は、ここもただ湾曲した砂浜が広がるば…

婦人雑誌のファンシー?

オークションで落とした、八対の羽織紐をその腹に納めて、為蔵くんはわたしの前に現れた。 表情に抜け目なさのまったくみえない為蔵くんは、「貯めるぞ!残すぞ!」という割に、『エロイカより愛をこめて』のジェイムズくんのように、愛らしいが小銭にばかり汲…

柄が柄だけに

リベンジとかいうといかん気もしますが、結べなかった引き抜き帯、着物の大先輩のアドバイスにより、無事、着物de忘年会に着ていくことができました。そのアドバイスは、着物の初心者で、とりあえずは習ったとおりにしかできない、という硬直化したわたしの…

犬や軍用機、兜や太鼓の帯のしつけ糸を

ほどいていたら、こんな名札がいっしょに縫いつけてありました。 にねんたけぐみ (44) ひろせかずえさん、この帯、バザーにでも出したのかなあ? (44)は、なんだろう? 締めてみたら、しつけ糸がつきっぱなしだったワケ、発見。えーと、手先たれ先ともに…

乙女(ババ)シャツと裄72cmの木綿きもの

かっかっかっかわゆい!と、見た瞬間、からすを見た猫のようにかっか言いながら、先日、ミニョン堂*1にて注文した乙女シャツ&9分丈スパッツ、あったかいです。 そして、掛け値なくマジ乙女!白地にピンクのバラ柄で、黒いレースでアクセントがついているの…

映画『春の雪』予習本として

読んでいます、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮文庫)』。しっかし、「序」で「あは」と笑って本体に入ったら、うろこ落ち過ぎでドライアイになりそう! そもそもわたしが映画『春の雪』を見ようと思った理由は以下: (3)華族に雇われた庭師…

「とてもその年齢には見えない」

と、いう言葉が、褒め言葉として使われることに、いつもかすかに不可解で理不尽な思いを感じる。もちろん、外見に関しては老いさらばえて見えるよりも、若々しく見える方が気色がいいのは確かなのだが、30代半ばで、そう対して老醜を晒しているわけではない…

という名の2525稼業おうちライブにて

持参した清純乙女を装ったロゼワインその他で、なんかかなり酔っぱらってましたが、無事帰りました。携帯電話忘れて帰ろうとしてたけどな! あといい気分で酔っ払い、「砂山」とかちょっといっしょに歌っちゃいました。ごめんなさい。 プレイリストは2525稼…

お誕生会に着物で

馳せ参じました。着物の上に羽織、その上からマント。作り帯でしたが、お太鼓にマントを着ると、ときおりシルエットが猫っぽくなってよいです。

マントといえば

わたしにとって、小さい頃は絵本の中の外国の女の子が着ているもので、さらにガッチャマンとかの戦隊シリーズとかで悪の首領がまとっているものでもあり、天本英世as月見の銀次であり、『紅い眼鏡 [VHS]』のあの子でもあり、吸血鬼の羽織ものでもあり、つま…

着物でおでかけ

洋服でも腕が長すぎてときおり丈が足りないのに、なぜか夏の終わりから坂を転がり落ちるように着物にはまってしまいました。週末は一日は着物を着ています。といってもポリエステルの自分で洗える着物を普段着の延長として着ているのみ。絹の付下げは一枚あ…

浅田彰なら

このエントリのカテゴリは、乙女じゃなくて読闘なんだろうけど。でも、この場で感じた情動は、読闘としては分析しがたい。ギエムがボレロを踊り終わったとき、わたしは興奮で目が潤んでいた。感動というようなきれいに分類できる感情じゃなく、もっと動物的…

半襟をハロウィン襟で

お芝居へ。前から二番目、ほぼ中央で。くだらないのから皮肉の効いたのや熱のこもったのまで、烈しい言葉遊び・言葉弄りのステージ*1を体感。笑って笑って、でもなーんにも残らない、という贅沢! PR・解説 10年間、再演に再演を重ね、三鷹でも3年連続で…

ストレスフル・ゲルマニウム温浴

不機嫌な話題が続きます。先日、ゲルマニウム温浴を初体験しようと某「R」の文化村通り店へ。結果、癒されるどころか却ってストレスがたまりました。お店出た直後に、いつも行く整体&マッサージのお店に予約を取って飛び込んだくらい。原因は文化村通り店の…

仕事帰りのローソンで

ゲット!今週末はブックファーストに様子を見に行くぞー。なにか切っ掛けがないと一番近所の大型書店であるところのブックファーストにさえ出向かない休日を送っているところの準干物女にしては前向きな目標です。 と、気色悪い吐露のあとにはさっぱり風味の…

ハーブランドシーズン

先日、新潟での飲食店に関するはてなの質問*1で、追加で回答したうちのひとつ、ラムサール条約で護られている佐潟を見渡せる、ハーブランドシーズンに行って来ました。東京より北の方であるせいか、佐潟の遊歩道では桜がすでに落葉しはじめていたりと、すで…

この、ネオンと夕映えの競演っぷりったら!

夕日が乱反射する感じのゴージャスな夕焼け、携帯ではその色を収めきれないとわかっていながらも、思わず撮ってしまったのでした。

遠山敦・うなぎまぶし・消失

ようやくあるべき場所に遠山敦*1の絵を飾ることができた記念、というわけでもないけど、気になってた近所のお店でうなぎまぶし。お昼の営業時間だいぶ過ぎてたけど、覗き込んだら愛想よく入れてくれた。そして、てっきり一階だけだと思っていた店舗には地下…

デパートの好きな女の子

職場が山手線下部になってから、新宿から足が遠のきがちだったのだけど、渋谷からなくなってしまったZARA目的で女子友と待ち合わせ、新宿三越地下階に脚を踏み入れて驚く。伊勢丹の地下階に対抗したのか、めちゃくちゃ女子向けな空間になっていたのだ。 おし…

浴衣の麗人佳人、総勢24名!

フジロック終わってからは、この日の下準備にいそしむことで暑さを乗り切っていたといっても過言ではない、ドレスコード:浴衣の屋形船の集まり(別名:おしゃれ浴衣女子をうち眺める会)が終わってしまいました。 夕焼けのきれいな中を出船、オレンジ色の巨…

色の再現性とおうちアイス

プラモ用に買ってあったファミマのマニキュアの限定カラー・B季節-34というのを塗ってみたのだが、二度塗りでも壜の色にぜんぜん近づかない! 壜では水色なのに、塗るとピンクがかった真珠貝色なのだ。ここまで違うとむしろ、おもしろい。光の屈折率とか考え…

村上春樹的女子の館へ

ravie de la vieでデトックスのコースを受けてきました。もんのすごい量の汗が出ましたよ。そしてできかけにきびがおとなしくなり、ひさかたぶりに体脂肪率がとりあえずの目標値にまで減少。履いてったブーツカットが施術後ゆるくなったという気もとくにしな…

浴衣でおでかけ

きもの屋さんで合わせる帯を見るために、ちょっと季節が先の色&柄ですが、浴衣を着ておでかけ。しかし、最初に寄った近所のお店で、手持ちの浴衣にはいまいち合わなそうだけど… と先週、気になっていた帯が、意外に合ったので、一目惚れのまま購入。 もとも…