読んだり食べたり書き付けたり

霊長類ヒト科アゲアシトリ属ジュウバコツツキ目の妄想多め日録

映画

ストレッチ教室、レッスン覚え書き、そして思い込みについて

◆ストレッチ教室 二回目は60分コース。日本語学科卒のトレーナーさんと、わたしの仕事の話から、書き言葉と話し言葉などについて話しながらキツさを紛らわせる。 文学は芸術作品だけど、新聞記事や雑誌記事は工業製品、たまにどちらにもどっちともいえないも…

映画『FREE SOLO』ロードショー祈願@日本!

第91回アカデミー賞の最優秀ドキュメンタリー賞は、クライミングのドキュメンタリー映画だった! それについて長ったらしくも熱苦しく語るので、今回は目次を導入してみました。 究極のクライミング映画、アカデミー賞受賞! 映画、ドキュメンタリー、登山も…

妄想『仁義なきサスペリア』

グァダニーノ版『サスペリア』、公式サイトの町山智浩さんのネタバレ解説動画を見て一晩たったら、脳内で町山さんのヤクザ映画解説や、それにつられて近年のたけしのヤクザ映画が混入したのか、クライマックスシーンで妄想が展開する次第。だってほら、悪役…

リメイク版『サスペリア』@ヒューマントラストシネマ渋谷

リメイク版『サスペリア』、面白かったです。見る前から、「ティルダ・スウィントンがピナ・バウシュすぎ!」と思っていましたが、想像以上にピナ・バウシュだし、舞踊団もヴッパタールだし、「ヴッパタールとピナをディスってる!」と問題にならなかったの…

ムーミンで腐妄想

バレンタイン商戦たけなわですね。バレンタインのかわいらしいパッケージのチョコレートの前だと、さすがに腐女子も妄想しないだろう、と思うでしょう。 だがしかし、バレンタイン商品でもわたしは元気に腐妄想しています。 ◾︎スナフキン×ムーミンパパ メリ…

映画『メリー・ポピンズ リターンズ』@TOHOシネマズ渋谷

ディズニーのオリジナルストーリーですが、この「メリー・ポピンズ」なら天国のトラヴァースさんも「ふん、まあまあね」と言ってくれそう。わたしは大満足でした! 冒頭のガス灯のあるロンドン、そしてセントポール大聖堂ですでに涙ぐんでいたほど、心の中の…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』@TOHOシネマズ上野

最初は見るつもりはなかったのです。というのもわたしにとってクイーンって、曲は知っているけど特にファンでもなくて、フレディ・マーキュリーはしまあつこ先生の『8ビートギャグ』や、彼を元ネタにしたのであろう江口寿史先生描くところのトーマス兄弟と…

アクラム・カーン版『ジゼル』二度目@東劇

新年初映画館、かつ二度めのアクラム ・カーン版『ジゼル』は夫の人と一緒に。夫の人曰く「群舞がテクでいうと三角波がビシッと立ってる感じでとてもイイ! ただパドドゥはあんまり……」。 パドドゥはわたしは違和感なく見ていたけど、クラシックバレエ的な「…

映画『グッバイ・クリストファー・ロビン』(ネット視聴)

ネット視聴で新年初映画。A.A.ミルンの『クマのプーさん』原作ファンとしては見るべき作品。画面は衣装の生地に至るまで考証が尽くしてあるのだろうなと感じられ*1、気になるところもなくとても美しいのですが、その反面、クリストファーの生育環境の残酷さ…

2018年に見た映画

映画館に見に行こうと思って行けなかった作品がけっこうあった気もしますが、まずはベスト10を。 ❶『パッドマン 5億人の女性を救った男』インド映画に必須といわれる九つの要素をしっかり活かしつつ、発明家の理解されなさと孤独、焦燥がじりじりと迫ってく…

さいきん見たバレエ関連映画四本

腰が治らずバレエのレッスンに行けていないので、自然と(?)映画を見る回数が増えていました。しかも、バレエ関連映画ばっかり。 『マチルダ 禁断の恋』@恵比寿ガーデンシネマ www.youtube.com 「仕掛けられた恋」「ロシア最大のスキャンダル」とかいう宣…

アクラム・カーンの『ジゼル』@東劇

www.youtube.com イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)団による、振付家アクラム・カーンによるまったく新しい『ジゼル』の映像版を東銀座の東劇で見てきました。東劇での上映期間は11月30日~12月6日、間をおいて12月14日~21日なのですが、その前半…

『マシュー・ボーン IN CINEMA/シンデレラ』@恵比寿ガーデンシネマ

matthewbournecinema.com 東京は恵比寿で十一月二十三日までなので見に行きました。映画ならエンドロールになるところで思わずというか、思いがけず落涙。舞台は1940年の空襲下のロンドン。そこでは田舎に疎開もできない庶民はみんな、男女関係なく「灰かぶ…

散発日記

某月某日◇認知症への心理的備え 親の認知症対策の本を読んでいます。最初は憂鬱になるけれど、凄い症状が次々出てくるので、「あー、これはそういう悪さをする妖怪を観察のために飼ってると思ったほうがいいな」と思えてくるほど。 某月某日◇天高く馬肥ゆる…

実写版『人狼』を映画館で見たい!

日本では10月19日からNetflixで配信開始された実写版『人狼』を見ました。以下、まずはなるべくネタバレなしの感想を。 www.netflix.com 原作の風景を執拗なまでに実写化する情熱と、2029年というすぐそこの近未来SF映画としての換骨奪胎がうまく両立してい…

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18『白鳥の湖』@TOHOシネマズ日本橋

www.youtube.com ロイヤルバレエの『白鳥の湖』改訂版を映画館で。最終日だからか、平日だけどかなり席は埋まっていました。 マリアネラ・ヌニェスとワディム・ムンタギロフの主役二人が安定を超えて光り輝くようなバレエで、衣装や背景、舞台美術を見る余裕…

ニマ・ラモ講演会と浴衣

◆ニマ・ラモ初来日トークイベント ~姪が語るテンジン・デレク・リンポチェ事件~ 七月十六日の祝日は、獄中死した高僧である叔父、テンジン・デレク・リンポチェの、無実と死因究明を求めるチベット人女性、ニマ・ラモさんの講演会でした。今回も石濱先生が…

挫折からの逃避映画鑑賞

四十肩の調子が悪くて一時間半のバレエのレッスンに行けないと、その挫折からの逃避で映画を見に行っています。というわけで、お題「最近見た映画」。 『蚤とり侍』 www.youtube.com 艶笑譚の艶と笑のバランスがいまいち、というか、どちらかに大きく出ると…

バス停にて

www.cinematoday.jp 今度こそ、本当にパヤオは引退してしまうのかもしれない、と思いながらパヤオのパクさんへの追悼の言葉を読んでいたら、椅子から転げ落ちそうになった。 1963年、パクさんが27歳、僕が22歳の時、僕らは初めて出会いました。その初めて言…

『君の名前で僕を呼んで』@ル・シネマ1

www.youtube.com 『モーリス』4Kと迷って『君の名前で僕を呼んで』。両方ともジェームズ・アイヴォリー脚本で、切ないは切ないんだけど、後者の方は一度は成就してるのと考古学者のパパの言葉が素晴らしかったので後味悪くはありませんでした。モーリスが苦…

『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』@バルト9

二回、泣いた。 一つは、輪転機を間近で見たこともあるので、あれに時間ギリギリでGO!が出るところ。ふつうは泣くような場面じゃないと思うけど、仕事での校了の緊張からの緩和が蘇ってきたのもあってか、涙が出た。 なお輪転機のシーンは写真製版ではなく、…

新作ピーターラビット映画

以前、ピーターラビット側からではなく、ピーターラビットたちに目を付けられた人間側からの短編を書いた。 mmc.hateblo.jp それに文芸同人誌用に手を入れてしばらくして、実写+CGのピーターラビット映画が作られていることを知った。海外版予告編を見る限…

福岡アジア美術館のアジアギャラリー

福岡アジア美術館*1のコレクション作品が展示されている「アジアギャラリー」*2がすごい。 www.facebook.com 政治的な権利とか、民族としての自己を失わないためとか、今現在いろいろなことのために闘っているアジアの国の作家の作品が多いためか、作品から…

感謝の大風と涙雨

高畑勲監督が亡くなった。 かなしい。 東京は夜半からの涙雨を吹き飛ばすような、あるいは高畑監督を天井に連れ去るような大風。 www3.nhk.or.jp わたしが児童虐待されながらも生き延びられたのは、ハイジ、マルコ、赤毛のアンのアニメ諸作品に助けられたか…

さいきん見た映画:難民、インド、数学

退院後ずっと家にいたので、職場復帰のリハビリも兼ね、ここ数日外出しては映画を見ていたので、このお題「最近見た映画」など。 ・『希望のかなた』@ユーロスペース 日本人は倍、苦笑できるシーンあります。 映画『希望のかなた』予告編 日常のちょっとした…

年末年始映画

年末最後に見た映画は『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、年始最初に見た映画は『ダンシング・ベートーヴェン』でした。 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』 『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』本予告 11月18日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー 「日本人こそが大感…

2017年に見た映画

2017年イチ推し作品は、とにかく主演の子役、ヤンチェン・ラモの演技の物凄さで『草原の河』! わたしがチベット贔屓ということを差し置いてもダントツ、これです。 チベットに住むある家族の物語!映画『草原の河』予告編 mmc.hateblo.jp 次点は『MERU/メ…

ラモツォ一家続報

日本でもニュースになりました! https://mainichi.jp/articles/20171230/ddm/007/030/084000c www.sankei.com NYタイムズやBBCで流れてるのを、もやもやして見たり聞いたりしてたんですが、とうとう日本でも。 mobile.nytimes.com www.facebook.com ちなみ…

亡命のセンシティブ

昨日は中国で夫が政治犯として収監され、いきなり亡命者になったチベット人女性・ラモツォと子ども達が、その夫ととうとう再会! というニュースについて書きました。今日は続報として、亡命ということのセンシティブさを、映画『ラモツォの亡命ノート』監督…

スーパーなクリスマス・プレゼント!

あす、いやもう今日か、12月28日まで東京・東中野のポレポレ東中野で上映、その後は横浜シネマリンで12月30日から1月1日の元日休みを挟んで12日まで上映予定、大阪の第七藝術劇場では1月13日から26日までの上映が控えている映画『ラモツォの亡命ノート』。 w…