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【気になる言葉】きゅうたいいぜん・だいそれた

先日、大家さんに「別府の地獄ってね、一巡りでいくら、じゃなくて、一地獄ごとにお金がかかるのよ、フフフ」と言われ、「これがほんとの『地獄の沙汰も金次第』か」と感じ入ったのですが、本当でしょうか。去年、別府方面には行ったのですが、地獄巡りはしなかったので、気になります。

そして気になるといえば、ただ生活しているだけで増えてくるのが気になる言葉。今回は二つです。

 

◆旧態依然

「旧態依然」。これを「旧態然」として使っている人がけっこう多いことにしばらく前から気づいていました。でもって「旧態依然」という言葉の存在を別にしてみると、「旧態然」でもそう間違っているとも言いがたいのが悩ましい。

ちなみに精選版日本国語大辞典で引くと「旧態依然」はこう。

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そして「旧態」はこう。

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さらに「然」はこうです。

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この「旧態」に状態を表す「然」を付けるのは「態」の語義がダブってはしまいますが、そういう組み立ての言葉はないわけでもない。そうすると「旧態然」も通じなくはないかな、と思えるのです。たとえば「お嬢様然」という言葉のように。

ただ、「お嬢様然としてツンとおすまししている」とは言いますが、「お嬢様依然としてツンとおすまししている」とは言いません。

というか、その場合、「お嬢様は依然としてツンとおすまししている」という意味になり、「お嬢様然として〜」の場合とは文意が変わってしまうのでは、という悩みが生じます。

となると今は誤用として使われ始めている「旧態然」は、「旧態依然」と同じ状況を指すとは言えないのではないか? う~むむむ。

 

◆大それた

「大それた」って、どう発音しますか? わたしは「だいそれた」だと思っていたのですが、ツイッターで「おおそれた」と打たれているのを複数回、見かけました。

で、この二つを日国で調べてみます。


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うーん、「おおそれた」でもさほど意味は変わらないのでは? と思えてきて、いまたいへん悩ましい状況です。もちろん仕事では「大それた」をひらいてかな書きするときは「だいそれた」と決まっているので悩まないですむのですが。

お風呂が沸く音

しばらく前に、賃貸で住んでいる我が家の給湯器が新しくなった。

その新しいNORITZノーリツ)の給湯器で、お風呂が沸いた時にワンフレーズ流れるメロディの元曲、ドイツの曲だと思うのだがタイトルが思い出せずに気になっていた。

「鼻歌アプリに聞いてみれば?」と夫の人が言うので、「鼻歌 アプリ」で検索してみることにする。

 

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appストアで「はなu」まで検索窓に打ち込んだら、即「鼻歌アプリ」が候補に出てきた。次のヤマハと迷ったがよく使われてるほうが精度が高いだろうとインストール。

 

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まずは自分で歌ってみるが、「該当する曲がありません」と言われてしまい、「自分はいつの間にそんなに音痴になったのか……」とショックを受ける。そこで次は給湯器から流れるメロディそのものを聞かせてみた。

まったく掠らないJ-POPが候補に並んだ。だめじゃん……。

 

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そこで「ヤマハにしておけばよかった……」と思いつつ、速攻でアプリを削除、次に「ノーリツ 風呂 音楽」で検索してみたところ、気になる人は多いようで、情報はすぐ見つかった。

 

www.worldfolksong.com

 

元曲のタイトルは「人形の夢と目覚め」でした! ピアノ教室の練習曲にあったので、記憶がかすかにあったらしい。ピアノは母親の趣味で習わされていたのだが、幼稚園入園前から日々、母親にひどい折檻(怒鳴る、頭を叩く、脚を蹴る、腕や手を抓る、間違えた指に待ち針を刺すなどなど)を受けながらの練習だったので、あまり曲名などの詳細な記憶が残っていないのだ。とりあえず曲名がわかってすっきり。

 

お題「今日の出来事」

映画『グッバイ・クリストファー・ロビン』(ネット視聴)

ネット視聴で新年初映画。A.A.ミルンの『クマのプーさん』原作ファンとしては見るべき作品。画面は衣装の生地に至るまで考証が尽くしてあるのだろうなと感じられ*1、気になるところもなくとても美しいのですが、その反面、クリストファーの生育環境の残酷さが突き刺さってきます。

 

クマのプーさんと魔法の森

クマのプーさんと魔法の森

 


内容はクリストファーの書いた『クマのプーさんと魔法の森』を彷彿とさせながらも、映画の主人公は父ミルン。サセックスに引っ越してくるクリストファーが「新しいおうちにパパとママも一緒に住むとは思わなかったの」というあたりから不吉な予感が。というかわたし自身、クリストファーのその後を知っているのでただ楽しい鑑賞体験というわけにはいきません。

ラストシーンも、父ミルンは従軍から帰った息子に幼いクリストファー・ロビンを重ね合わせて終わるのですが、「え、じゃあ結局、『クリストファー・ロビン』じゃなくなった息子には興味なしってこと?」と、実に複雑な気持ちになりました。実際には映画で描かれているような、クリストファーによる父の作品の相対化と父との和解は父ミルンの生前にはなく、関係は悪化するばかりだったわけだし。

 

クリストファー・ロビンの本屋

クリストファー・ロビンの本屋

 


それでも映画体験としては良いものでした。不満としては、クリストファーの母の描き方と、イギリス英語じゃないこと。プーさんのキャラクター造形はほとんど母ミルンとクリストファーの間の遊びによるもので、父ミルンはその観察者にして筆記者だったのでは、という説もあるほどなのに、クリストファーを育児放棄している社交界好きの派手好きな面を前面に出すのはどうかと思うのです。

 

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ところで、完全にフィクションのディズニーの『プーと大人になった僕*2が映画館公開されたのに、こちらが映画館では公開されないとなると、実際のクリストファー・ロビンの人生が今後、誤解されていきそうな不安を感じています。

クリストファー自身の自叙伝は、おそらく少し大きな図書館には収蔵されていると思うので、ぜひ読んでいただければと思います。

 

お題「最近見た映画」

*1:父ミルンのスーツや母ミルンのドレスのみならず、子ども服の生地も手が込んでいたりして、植民地をかかえていた第二次大戦前のイギリスのミドルクラスの生活はこれくらい豊かだったのだろうなと思えます。夫の人は「この貴族め!」と言っていましたが、それくらい豊か。

*2:実際にはどんな仕事も長続きしなかったクリストファーが、鞄会社のそこそこ有能リーマンだったり、娘が健常だったり、ある意味主人公はクリストファーじゃなく、『クマのプーさん』を幼少期に読んでいた一般人でも置き換え可能な内容!

2018年に見た映画

映画館に見に行こうと思って行けなかった作品がけっこうあった気もしますが、まずはベスト10を。

 

『パッドマン 5億人の女性を救った男』
インド映画に必須といわれる九つの要素をしっかり活かしつつ、発明家の理解されなさと孤独、焦燥がじりじりと迫ってくる作品。2018年最後に見たこの映画が、2018年ベストでした。わたしにとっては2018年のインド映画は『バーフバリ』より『パッドマン』!

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アクラム ・カーン版『ジゼル』
舞台の映像化は映画にカウントしないことにしているのですが、この作品はバレエと演劇、舞台と映画という垣根を超えて、クラシックバレエ『ジゼル』の骨組みだけ取り出して、いま現在の世界で肉付けして見せた傑作なので。
一月五日から東劇で再上映されるので、さっそくチケットを取りました。

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実写版『人狼
原作のアニメ版とは陰と陽のベクトルが反対、なのに執拗にアニメ版の情景を実写化しているところに重篤なオタク気質を感じざるを得ない。ベクトルの違いのほか、時代背景の置き換えがなんといっても秀逸で、今しか作れない鮮度の高い作品。

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ファントム・スレッド

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『ドリーム』

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ペンタゴン・ペーパーズ』

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希望のかなた

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犬ヶ島

グランド・ブダペスト・ホテル』の監督が撮ったコマ撮りアニメ。

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砂糖菓子のように美しい描写のホテルを舞台に戦争と難民を描く『グランド・ブダペスト・ホテル』も、素晴らしいので、ぜひ。

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『ダンシング・ベートーヴェン

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君の名前で僕を呼んで

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ほかに『パディントン2』『デッドプール 2』『大人のためのグリム童話』『ゴッホ 最期の手紙』が記憶に残っています。なお、今年最初の映画はアクラム・カーン版『ジゼル』の再見になると思いきや、映画館では公開されなかった"Goodbye Christopher Robin"(グッバイ・クリストファー・ロビン | 20th Century Fox JP)のネット視聴でした。これについてはまた後日。

 

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 映画館に行けなくて残念だったのは、『タクシー運転手』『万引き家族』『カメラを止めるな!』『クレイジー・リッチ!』『スリー・ビルボード』『シェイプ・オブ・ウォーター』『The beguiled/欲望のめざめ』あたり。夫の人は映画館でコンビニ袋の音がしたりするのをとても嫌っていて、さいきんはNetflix配信のドラマや映画に傾倒していますが、わたしはやっぱり大画面で見るべき作品はまだあると思うのです。

 

お題「2018年を振り返る」

レッスン覚え書き・2018年末編

今日が今年最後のレッスン日でした。後半は「バレエのレッスンのためにどう時間をやりくりするか?」という感じだった2018年。ささやかながらできるようになったこと、わかったことなどをメモしていきます。

 

◆できるようになったこと

(1)まっすぐ立った状態で、骨盤を倒して手で床に触れるようになった。

いや、ふつうに身体が硬くない人なら「え?」という話だと思いますが、小学生くらいから即位体前屈でマイナス計測続きだったわたしには、「身体って変わるんだ!」という驚きの出来事でした。

きっかけは先生の、「ウエストから背中を倒すんじゃなく、骨盤を前に回転させるように倒〜す!」の一言。そしてクラス全員でそれをやっているときに、回って来た先生が骨盤を後ろから掴んで前に回転させてくれたときから、前屈して手が床に着く感覚がわかるようになりました。いやー、びっくり。なるほど、そういうことだったのか!

 

(2)「脚は足の付け根からじゃなく、鳩尾から始まっている」ことが、筋肉を自覚することで頭ではわかるようになった。

「脚を動かすときにどこから動かす?」という質問で脚の付け根では? と答えたら、「いいえ、鳩尾からです」と言われ、それからしばらくはそれがどういうことなのかまったく体得も想像もできなかったのですが、何回かあとのレッスンで突然、その筋肉が自分にもあることを自覚。

具体的には、鼠蹊部から丹田を通り、おへそに向かって走っている筋肉が、自分にもあることがわかったのです。それは、この筋肉を使うことで、バレエ的に片脚で立つときの安定がはかることを体得する過程でのこと。

とはいえ、鳩尾から動いているように脚が横や後ろや上に45度以上、上がってくれるのはまだまだ先のようです。

 

◆わかったこと

(1)爪先立ちのバランスが出来ていたのは、バランスというより身体に力が入っていたからだった。

これはけっこうショックでした。しかも骨盤の高さが揃っていないので、真にバランスが取れている姿勢とも言いがたい……。

 

(2)常にどの超初心者クラスでも一番出来ない子。

これまで正直、どこに行ってもそこそこ出来る・こなせる人扱いだったので、レッスンのたびに毎回、「自分がいちばん身体が硬い」「自分がいちばん動きを覚えるのが遅い」という絶望的な事実にうなだれています。

特にバーを離れてのフロアレッスンでは、身体の硬さに加え、先生が一回やって見せて言葉で説明した動きをみなさんがスイスイやっているのに、わたしは覚えられずドタバタ。パ・ド・シャ(猫のような跳躍)も、わたしの場合、筋肉が出来てなくて跳躍の高さがなくて脚が伸びないのもあり、蛙のようです。うう……。

 

(3)合わないマッサージ師はさっさと切る!

12月は半月ほどバレエのレッスンに行けなかったのですが、その大きな理由が合わないマッサージ師に4~5回、連続でかかってしまったこと。職場の近くにあるのが便利なマッサージ屋さんで、土日だけ来ているという新顔の施術師に、初回に脚の長さをそろえられたので信用してしまったのですが、その後、施術は痛くてつらいわりには施術師が言うようには一向に身体がやわらかくならない。なんなら翌日、身体中痛くなるときも。

「これはダメだ」と思った決定的な要因は、「翌日か翌々日の休みにバレエのレッスンに行けるといいなあ」と話しながら十二月二十二日に施術を受けたのに、二十三日も二十四日も腰を中心に身体中が痛くて寝込んでしまい、バレエのレッスンどころじゃなくなったこと。二十五日に別のマッサージを受けて、ようやくまともに仕事ができるほどでした。

というわけで二十二日に「経過を見たいから来週も来てくださいね」と言われましたが、今日は行かずにバレエのレッスンに行き、別のマッサージを受けて帰宅。今は身体中痛いこともなく、プロの身体の可動域に驚嘆しつつ、無駄にした半月と施術代にため息をついているところです。

 

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お題「2018年を振り返る」

さいきん見たバレエ関連映画四本

腰が治らずバレエのレッスンに行けていないので、自然と(?)映画を見る回数が増えていました。しかも、バレエ関連映画ばっかり。

 

『マチルダ 禁断の恋』恵比寿ガーデンシネマ

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 「仕掛けられた恋」「ロシア最大のスキャンダル」とかいう宣伝コピーに、マチルダは実は峰不二子マタ・ハリ的な存在だった、的な「ロシア最大の【政治】スキャンダル」映画かと期待したのですが、うーん、史実を離れたNHK大河ドラマ並みの、単なる道ならぬ恋愛ものでした。あの国のトップが絡むスキャンダルというとそういう方向でしょ? と期待してしまうのは、共産党ソ連プーチンのロシアに毒されすぎでしょうか?

バレエのシーンも思ったより少ないし。バレエの衣装は最初、時代考証しっかりし過ぎで野暮ったいなあと思っていたら、終盤、え、なにそれLED? 少なくとも豆電球と電池ないと無理ですよね? という時代を超越した衣装が現れてびっくり。宮殿内部とか戴冠式再現シーンを見られたのはよかったかな。

あ、あとストーカーこわい! めっちゃこわい!!

 

『ロイヤルバレエ マイヤリンク』@シアタス調布

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調布で英ロイヤルバレエの『マイヤリンク「うたかたの恋」』。昨夜の時点でウェブでチケットの売れ行きを見たら全然で、貸切か? と思いましたが、15人くらい客席は埋まっていました。マクレイ復帰作だし、無茶苦茶難易度の高いパ・ドゥ・ドゥだらけだし、平日でも見たい人はそこそこいた模様。
内容は、こんなマクレイも見たことないし、サラ・ラムはムンクの「思春期」を思わせるダークネス全開のファム・ファタールぶりだし、この二人しか踊れなさそうなこんな大変そうな演目も見たことないし、とにかく、素晴らしかったです。見てよかった! 東京では13日までの上映でした。

 

イングリッシュナショナルバレエ(ENB)アクラム・カーン版『ジゼル』@東劇

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アクラム・カーンのジゼル、ウィリたちがゾンビっぽくて最高。バレエ好きより演劇好きの血が騒ぎました。

流浪の民とかオレンジ・イズ・ニューブラックとかまどかマギカとかいろんなものを思い出すけど、たしかにこれは今様ジゼルだと思える。
現実世界で難破した難民船から浜辺に打ち上げられたあの子どもは、アクラム・カーン版のジゼルとアルブレヒトの子だったかもしれない、という妄想に至ったり。

原型を完全に霧のかなたに追いやっている音楽も、ノイズミュージックや民族音楽が好きなわたしには大好物です。ああ、生で見たかったなあ。香港公演には来たようですが、日本には来なかったのですよね。こういうところに日本の凋落が少しずつあらわれている気がします。

 

くるみ割り人形と秘密の王国』@TOHOシネマズ上野

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‪映画『くるみ割り人形と秘密の王国』、堀越英美さん翻訳の『世界と科学を変えた52人の女性たち』を読書中なのもあり、「お、お母さんは放射性物質かなにかのご専門で?」とsuspectしてしまった。映画はまさにディズニー、というか、子ども向けでした。大人としてはいろいろモヤモヤ。

世界と科学を変えた52人の女性たち

世界と科学を変えた52人の女性たち

 

 

母ともどもリケジョであるクララのそのリケジョであるがゆえの時代的困難が描写されないので、単に物語でデコレーションとして採用してみただけなのね、とがっかり。クララの母が短命なのはもしや研究対象が同位体?とか考えてたのに。

ドロッセルマイヤーとくるみ割り人形が昨今の趨勢で黒人キャスティングなら、クララが帰還したらドロッセルマイヤーの甥としてくるみ割り人形の彼が登場するのかと思ったら、しなくてがっかり。

それでもチャイコフスキーのスコアはやっぱり偉大です。ドゥダメル指揮とのことだけど、チャイコフスキーのスコアだけならアルバム買おうかな。

ドゥダメル指揮!ディズニー最新作『くるみ割り人形と秘密の王国』オリジナル・サウンドトラック11/21発売! - グスターボ・ドゥダメル

 

お題「最近見た映画」

わたしの髪の毛は分厚い、という話

ここ半月、腰の調子が治らない。先日の休みもバレエのレッスンをするのは無理そうだったのであきらめて、前日に予約して久々に髪の厚さを減らしに行きました。パーマ液とかヘアカラーで頭皮に痒みが出るようになって、それらをしなくなって10年、その前もその最中もその後も、髪の毛の生えてる密度、高い。密林並みに濃い。

そんなわたしの髪の厚さを減らしに行くサインは、クリップだけでは髪が留められなくなったとき。なお髪が厚くなりすぎてバレッタを壊したことも……。

最近はシニヨンにしたあとスクリュー状のピンでシニヨン内部を留めてからじゃないとクリップで留められない量でした。ちなみにクリップは5個使用。

今回も1時間ほどでバッサバッサと減らしてもらいました。担当さんが最後にブローしながら、「相変わらずサラッサラですね! 厚いけど!」と満面の笑みで言ってた。

そうなんですよ、厚くさえなければ髪は丈夫だし変な癖もないし、いいんだけど。いや、よくないな、サラサラすぎて、髪が厚くないときはヘアゴムで結んだ上からじゃないと、バレッタが落ちるんだった。うーむ。